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「初恋の人、きてるよ」10年ぶりに幼なじみと再会。するとまさかの展開に?!

  • 2023.4.9

夫と私は幼なじみです。彼が引っ越したことでしばらく会っていない期間があったのですが、あることをきっかけに再会し、やがて……。

幼なじみの彼と10年ぶりに再会すると?

彼とは幼なじみで、幼いころは毎日のように一緒に遊んでいた仲です。しかし、中学に上がると彼が引っ越すことになり、その後は長い間会うことはありませんでした。

そんな彼と約10年ぶりの再会を果たすことになったのが、中学時代の同窓会でした。幹事のひとりが彼と仲が良かったので、途中で引っ越した彼にも声をかけたそうです。

同窓会当日、親友から「○○ちゃんの初恋の人、きてるんとちゃうん。話しに行かなくていいの?」と言われ、最初はピンときませんでした。私は彼に恋愛感情を抱いていたわけではありませんが、仲が良かったので周りからはいい関係と思われていたのかもしれません。

それはさておき、彼の顔を見ると昔の思い出が蘇り、懐かしくなって「ひさしぶり!」と話しかけにいきました。すると「あの○○ちゃんやんなあ!」と言って、昔と変わらないくしゃっとした笑顔を見せてくれた彼。再会を喜んでくれて、私もうれしかったです。お互いおっとりとしたタイプで幼いころから波長があっていたのですが、長い期間会っていなくてもすぐに昔のように戻れて、改めて彼との相性の良さを感じました。

お互いに感じた親近感

彼の引っ越し先は県内だったようで、実はあまり離れていなかったことが判明。同窓会依頼、彼とは毎日LINEをやり取りするようになりました。生活パターンも似ていたこともあり、週末は食事や映画を観に行くデートを重ね、やがて彼から告白されて付き合うことに。

「小さいころはお互いの家に行き来して、家族みたいに遊んでたやん。同窓会で再会してからあの空気感を思い出して、○○ちゃんと一緒にいると楽しいと改めて感じたし、家族になること前提で付き合ってほしい」と言われたのが印象的でした。

彼が言葉に表してくれたことで、再会してから私が彼に対して抱いていた感情は一方的なものではなかったとわかりうれしかったです。

幼なじみ同士の結婚でよかったこと

私たちは同窓会をきっかけに結婚を前提としたお付き合いを始めました。再会してデートを重ねるようになってからは、ぐんと2人の距離が近付きました。幼いころをお互いに知っているというのは、安心感にもつながったように思います。

そして、結婚を決めたあと両家に挨拶に行くと、家族みんなとても喜んでくれたのも良かったです。彼の実家に遊びに行ったときは、お母さんが幼稚園や小学校のアルバムを用意してくれていました。「2人が仲良さそうに写ってるでしょう?」と幼い彼と私のツーショットを見せてくれたり、思い出話をしたり、和やかな時間を過ごしたのを覚えています。結婚が決まってからは、もともと仲の良かった母と義母が連絡を取り合うことも増えているそうです。

結婚生活をスタートさせたばかりの私たちは、ただ楽しいだけでなく、時に不安になることもあります。そんなとき、私たち2人を幼いころから見守ってくれた、両親の存在はとても心強いです。長い結婚生活、大変なこともありそうですが、この恵まれた環境であれば前向きに乗り越えられそうな気がしています。

著者/和泉あさ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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