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突然の宣告、誕生日に悟った「赤ちゃんとの別れ」|妊娠17ヵ月! 40代で母になる!

  • 2023.4.7
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※このお話には流産に関する描写が含まれます。39歳で妊娠がわかり、自分のさまざまな変化も前向きに受け止めて妊婦生活を送っていた著者の坂井恵理さん。妊娠したら当たり前に出産するものだと信じて疑うことすらありませんでした。しかし、7か月健診で医師から「胎動を感じてますか?」と質問されます。そして別の医師の診察も受け、赤ちゃんの心臓が止まっていることを伝えられます…。この記事では、坂井恵理さんの漫画作品『妊娠17ヵ月!40代で母になる!』(講談社)電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『妊娠17ヵ月!40代で母になる!』(講談社)から一部抜粋・編集しました。(#3~#6は試し読み対象外です。書籍にてお楽しみください)

7か月健診が終わったらマタニティマッサージへ行くことを楽しみにしながら病院へと向かった坂井さん。しかし、健診で告げられたのは赤ちゃんの心臓が止まっているという悲しい事実でした。悲しむ余裕もないまま手術日を提案され、手術日は3日後に決まりましたが、その日は坂井さんの40歳の誕生日だったのです。自分の誕生日が赤ちゃんとのお別れの日になってしまうのは想像できないほどの悲しみがあったでしょうね。

夫に死産のことをメールで伝えるとすぐに電話がかかってきました。そしていつもよりも早く帰ってきた夫は部屋に入る前からすでに号泣。ようやく涙が落ち着いた坂井さんでしたが、夫の号泣する姿を見て再び涙を流したのでした。坂井さんも夫も意図せぬ妊娠に驚きや戸惑いがあったものの、次第にその気持ちは赤ちゃんに会えることへの期待や希望に変化していました。お腹の中で7か月の間、一緒にいた赤ちゃんとお別れするなんて本当につらかったと思います。妊娠も出産も決して当たり前ではなく、どれも奇跡なのだと改めて気づかされます。

母になるタイミングは人それぞれ

この漫画は漫画家・坂井恵理さんの妊娠・出産体験を漫画化したものです。39歳で思いがけず妊娠がわかった坂井さんは、少しずつ「親になる」という実感をしながら妊娠生活をしますが、妊娠7か月で赤ちゃんが亡くなってしまいます。
大切に育んできた命が消えてしまうことは本当につらかったでしょう。

本書籍『妊娠17ヵ月! 40代で母になる!』では、思いがけず訪れてしまった赤ちゃんとのお別れのあと、再妊娠し、無事出産するまでのことが描かれます。

人によって妊娠の経過はさまざまで、さらに同じママの出産でも1度として同じ妊娠・出産はありませんよね。この作品は、妊娠・出産の奇跡を改めて感じるとともに、おなかにきてくれた命との出会いを大切にしたいと思わせてくれる温かい作品です。

『妊娠17ヵ月!40歳で母になる!』電子書籍も発売中

妊娠17ヵ月! 40代で母になる!
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妊娠17ヵ月! 40代で母になる!

¥462〜(楽天市場)

出版:講談社 著者:坂井恵理

漫画家・坂井恵理。子どもを欲しいと思ったこともなかったのに、39歳独身にして突然の妊娠! どうする!? 親になるってどーやって!? 戸惑いながらも妊娠生活を楽しむ日々。しかし7ヵ月目、思いもかけない、胎児死亡宣告。自分が、人前で声をあげて泣けるなんて、知らなかったーーー。7ヵ月で死産→再妊娠・出産! 坂井恵理の17ヵ月にわたる長い妊娠期間に起こったこと・考えたこと。セキララに描くコミックエッセイ!

著者:坂井恵理
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著者:こびと

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