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ボン・マルシェ食料品館なら、スペイン軽食&ポルトガルのデザート!

  • 2023.4.7

デパートの食料品館の中の食事処の良い点は、午後の何時でも食事ができて、しかも軽くもしっかりも自由にメニューを選べる気軽さだろう。気になる店があれば、ちょっとずつ食べるハシゴも可能だ。

La Bodeguita par Bellota(ラ・ボデギータ)

イベリコ豚生ハムに関して、パリでいちばん知名度のある「Bellota-Bellota(ベロータ・ベロータ)」。ボン・マルシェの食料品館「La Grande Epicerie de Paris(ラ・グランド・エピスリー・ドゥ・パリ)」の右岸店と左岸店に、軽食バーをオープンした。左岸店なら場所は野菜売り場と肉売り場の中間、バック通り側だ。デパートでショッピングに夢中になると、食事時間は半端になりがち。そんな時に、ここは便利に活用できそうだ。

サンドイッチ、ピンチョス、タパス……味わえるのはストリートフード的スペイン料理。カウンター席あるいはテーブル席で、お腹の空き具合に応じてオーダー。レストランのような厨房はないので、種類は限られるけれど温かいタパスもメニューに並んでいる。サンドイッチとビールだったり、ピンチョスとタパスを組み合わせたり。あるいは人気のイベリコ豚生ハムやタコ料理……。カウンターの軽食とはいえ、もちろんデザートもタルトなど、いくつチョイスがある。

ラ・グランド・エピスリー左岸店のラ・ボデギータ。カウンター席とテーブル席がある。

左: 山型に盛り付けた イベリコ豚生ハム。22ユーロ、39ユーロ中: 手前がピンチョス。3種盛り合わせが6ユーロ、6種は12ユーロ。タパスは7ユーロ〜。グラスワインは4.9ユーロ〜。右: ブリオッシのサンドイッチをはじめ、トースト類も各種。

Canelas (カネラス)

メインレジのあるセーブル通り側、お菓子売り場の並びにポルトガル料理の「Canelas(カネラス)」のコーナーがある。期間限定で昨年始まったのだが、人気ゆえかいまも健在なのがうれしい。ここはテイクアウトもできるけれど、売り場には大テーブルが並んでいるので、その周囲でドリンクとポルトガルのパティスリーというティータイムを楽しむこともできる。卵をたっぷりと使ったクリームを詰めたお菓子、おなじみエッグタルト……。小腹が空いていたら、タラのコロッケや海老クリームコロッケなどをつまむのもいいだろう。ラ・ボデギータで食事をした後、こちらに移動してデザート、というのも悪くない。

ポルトガルのスイーツといったら、エッグタルトのパステル・デ・ナタ。カネラスではチョコレート味も選べる。

左: Bolo de arroz中: Guardanapo右: さくさくパイ皮のコルネ(写真)やロールケーキなど、日本のスイーツの元祖に出合える。

La Grande Epicerie de Paris Rive Gauche31, rue de Sèvres75007 Paris営)8:30〜21:00(月〜土)10:00〜20:00(日)無休www.lagrandeepicerie.com/fr/rive-gauche

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