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【長続きカップルあるある】朝帰りが多い彼の言い訳「別れるべき内容」と「安心していい内容」の違い

  • 2023.4.6

ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、「同棲中の彼の不審な行動に不安」という女性のお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!

同棲中の彼の行動が怪しいと不安になっている相談者さん

【レスなひとびと 番外編】vol. 43

ananwebのインスタグラムに寄せられる恋とエッチのお悩みの数々。今回はお付き合い真っ最中の彼氏の不穏な行動にざわつく女性のお悩みです。

同棲するなら勢いでしないこと。その先にある目的をはっきりさせてから一緒に住むのがいいのですよ。結婚を前提で貯蓄するためとか、結婚してもうまくやっていけるかお試しするためとかね。

『4MEEE』の調査では同棲後結婚したカップルは6割超え。結婚せず別れたひととお別れ決意のひとは約2割。オールが結婚しているわけではないのです。同棲することで相手の嫌な部分が浮き上がったり、家事分担で揉めたり、生活費をどっちが多く払うかでケチな喧嘩が勃発したり。そして…「マンネリ化で外に刺激を求めたり」。

今回の相談者さんの場合は、それに近いかもしれないです。

「付き合って同棲もしている彼が飲みに行くことが多く朝帰りをする回数が多いです。仕事の都合上、ラウンジにも行くし周囲の友人とガールズバーに行ったりもしてました。私はお酒をあまり飲まないタイプなので朝まで飲みに行くことが理解できずケンカになります。

仕事の付き合いで飲みに行くことは仕方がないとして、友達と朝まで飲むということはよくあるケースなのでしょうか? もしくはわたしの心が狭いだけでしょうか?」

こちらの文面だけでは判断しにくいですが、相談者さんの「心が狭い」と自己分析する謙虚な気持ちは大事です。その気持は忘れないでね。
要はそのあとの彼の態度や言葉がけがどんな状況かです。

「決めたい仕事相手だから朝まで接待してたんだ。寂しくさせてごめんね」とやさしくハグしてくれるとかさ。

「一生付き合いたい友達っていいよな。俺、友達、大事にしたいからガールズバーでストレス発散に付き合ってるんだ」(無理な言い訳か…)

つまりですね、相談者さんの信頼が揺るがないような態度で包んでくれるなら、朝帰りしようが、ガールズバー行こうがかまわないわけで。夫の行動をクドクドつつく妻は夫に嫌われる場合が多いのです。でもでも相談者さんは、今まさにムチャ不安になっている。ananwebのインスタに悩み相談を送るくらいにざわついている。ここが問題です。

「ガールズのおねえさんと、閉店後、ホテル行ってこんなことあんなことしてるんじゃない? LINE交換して、もしかして付き合い始めてるんじゃない?」

とモヤっと感じているなら、不安になっている現状を告げてください。伝え方はよく考えて。「浮気してんでしょ」はゼロ点。感情的にならず、なんのために一緒に住み始めたのかの原点に立ち返って話そうという流れに。

同棲の目的はたまに二人ですり合わせとかないと、ズルズルになります。10年近く同棲して、女性がオーバー40になってから「やっぱ別れよう」と告げた男性の事例もあります。彼女は子どもも欲しかったので、その後必死で婚活しますが、なかなかうまくいかず。自暴自棄になっています。
二人の将来設計や夢を、同棲時に描けない男とは一緒に住んではいけません。

あと「彼、今は夜飲みが多いけど、結婚したら行かなくなるよね」…はない。外でのコミュニケーションが好きな男性は、結婚しようが未婚だろうが関係なし。最初のうちは自制するけれど、まったく出かけなくなるってことはないでしょう。結婚後、妻がいやがることを100%断ち切る男性は貴重です。

女性もそうよね。「なんで髪切るのに1万5千円も使うの? なんで爪塗るのにサブスク契約してんの」って夫に言われても、やめられないひとはいる。

相談者さん、まずは、彼と会議しましょう。同棲の理由と目的を。

参考:4MEEE

三松 真由美
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

©Symphonie/Gettyimages

文・三松真由美

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