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【吉沢亮】東京リベンジャーズ2公開目前!「北村匠海は、人への愛情が深い男です」共演者に対する想いを語る

  • 2023.4.6
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「東リベ2では、総長として背負っている何かが出せたと思う」

「東リベ2では、総長として背負っている何かが出せたと思う」

──昨年公開され、大ヒットを呼んだ映画『東京リベンジャーズ』。続編でも引き続きマイキー役を演じられるということで、今回どのように撮影へと入っていきましたか?

「1でやり切ったというのもありましたし、自分の中で改めて役を作っていくというよりかは、前回演じたまま、すんなり入れたかなという感じがしました。前回はマイキーの中にある子供っぽさというか、自由な狂気みたいな部分が前面に出ていた印象がありましたが、今回は総長として何かを背負っている感じが大きく出ているかなと思います」

──総長として、友達として、それぞれの場面を演じる上で感情移入はしやすかった?

「マイキーの内面的な部分では理解しやすい部分があったので、お芝居をする上で困ったことはそんなになかったです。ただ、純粋に作品のスケールが大きくなっているなというのは感じていたので、そこは大変な部分ではありました」

吉沢亮さん

──迫力のあるアクションシーンも多い印象です。

「今回は前後編2部作公開なんですが、後編の『-決戦-』ではかなりアクションシーンがあったので、多分前回よりも入念にアクションの練習をしていました。体も結構作ったので楽しくやっていましたが、やっぱり戦う人数が少なくなってくると、その分動きがどんどん細かくなってくるので、そういう意味では難しさもありました。

地方の廃工場で撮影をしたんですが、高さ7メートルぐらいまで車を積んで、足場がめちゃくちゃ悪い中飛び跳ねたりしていました。もちろん怪我がないように入念に作ってくださっているんですが、そういう恐怖心との戦いを見せない、どれだけカッコよくやるか、という度胸みたいなものが鍛えられた気がします」

「(村上)虹郎のおかげで、大事なシーンを全力で演じきれました」

吉沢亮さん

──マイキーが一番カッコいいと思う、吉沢さん推しのシーンは?

「『-決戦-』の最後にある乱闘シーンです。マイキーの強さが前面に出ているし。やっぱりそこで、何か背負っているものとか、彼の感情がちゃんとわかりやすく表現されていると思います。撮影自体も最後の方で、僕自身もより気合いを入れて演じたので、乗り切ったというか、達成感のようなものはありました」

吉沢亮さん

──今回の撮影で、新たに仲良くなったor魅力を見つけた共演者はいますか?

「(北村)匠海や山田(裕貴)君は、普段から仲が良いですし信頼もしているのですが、あえて出すなら今回で共演するのが2回目の(村上)虹郎かな。大事なシーンで絡んだんですが、やっぱり良い役者だなと思いました。全力で受け止めてくれるし、シンプルに芝居も上手だし、だからこそ僕も全力でいけたという感覚はありました。撮影以外は比較的飄々としているんですけど、内に秘めている何かが出てくるのがとてつもないというか、そのギャップがすごくよかったです」

「仲間だけどどこかライバル。東リベの現場は刺激し合えます」

吉沢亮さん

──吉沢さんから見て、北村匠海さんとタケミチがリンクしているなと感じる部分はありますか?

「人間として、誰に対しても優しいところ。自分が何をしたいかというよりも、自分がこれを言ったら周りはどう思うんだろうとか、相手の何かに合わせて生きていく、という人間なのかなと彼を見ていて思うんです。誰よりも現場を見ているんですよ。キャスト、スタッフさん、現場の流れをちょっと離れたところから俯瞰で見ている感じがこの年齢ですごいなって思いますし、人がちゃんと好きなんだろうなと感じます。普通にプライベートで会っているときも欲しい言葉をくれる、人への愛情が深い男です。アホなときはアホだから、そこもタケミチっぽいですけど(笑)」

吉沢亮さん

──シンプルにお芝居からも刺激を受ける?

「受けますね。彼の芝居によって自分から出てくるものが変わってくるので、そういう面で引っ張ってくれる力があると思います。匠海もそうだけど、『東京リベンジャーズ』は、仲間だけどどこかライバル、みたいな意識がなんとなくある人が多いんです。だからそういう意味では、今回も刺激し合っていた感じでした。一緒にいるとすごいなって思う人たちばかりなので」

吉沢亮さん

──『東京リベンジャーズ』に登場するキャラクターたちの中で、吉沢さん自身が共感できるマインドはありますか?

「タケミチでしょうか。そんなに強くはないですけど、彼の弱腰な雰囲気は、こんな人たちに囲まれたらそうなるだろうなって感じはします。でも実際、僕はタケミチと同じ立場になったとしても、外野から野次を飛ばしている人になっていると思いますが(笑)」

──(笑)。それでは最後に、映画『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-/ -決戦-』の見どころをお願いします。
「『東京リベンジャーズ』は、漫画を読んでいてもシンプルに読み応えがあるんです。ただの不良漫画じゃない、サスペンスというか、ミステリー要素がしっかりある。そういうストーリーが今回の映画にも落とし込まれているので、続編を楽しみにしてくれている人はもちろん、まだ観たことがない人や映画を楽しみたい人も、面白いと感じてくれる作品なのではないかと思います」

吉沢亮(ヨシザワ・リョウ)
吉沢亮さん

PROFILE:1994年2月1日生まれ、東京都出身。2009年に芸能界デビュー。主な出演作品に、映画『銀魂』シリーズ(’17-18)、『キングダム』シリーズ(’19-22)、大河ドラマ『青天を衝け』(’21)、ドラマ『PICU 小児集中治療室』(’22)など。今後は映画『キングダム 運命の炎』が7月28日(金)に公開。Netflix『クレイジークルーズ』の配信も控えている。

映画『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-

©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

凶悪化した東京卍會によって、タケミチ(北村匠海)の目の前で再び、ヒナタ(今田美桜)が殺された。ヒナタを救う鍵は、一人一人が仲間のために命を張れる東卍結成メンバー6 人(マイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎)を引き裂く悲しい事件にあった。東卍の敵側幹部になった一虎(村上虹郎)と、敵に寝返った場地(永山絢斗)。かつての親友たちは、何故戦わねばならない運命になったのか。タケミチは過去に戻り、ヒナタを、仲間の未来を救えるのかー?

『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦- 4月21日(金)/6月30日(金)より全国公開
出演:北村匠海/山田裕貴/杉野遥亮/今田美桜/鈴木伸之/眞栄田郷敦/清水尋也/磯村勇斗/永山絢斗/村上虹郎/高杉真宙/間宮祥太朗/吉沢亮

本日、4月6日(木)にプレミアムナイトイベントも実施!

撮影/楠本隆貴(will creative) 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72・TEAM TAKAHASHI)

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