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息子をバイリンガルに育てたい!そのために実践しているわが家の方法とは!?

  • 2023.4.6

フランスの田舎で、2歳近くになる息子に日本語教育をしている私。田舎なので日本語学校もなければ日本人コミュニティもなく日本語の環境はゼロ、夫もフランス人なので日本語環境を与えられるのはママの私しかいません。そんな私が自宅でおこなっている異国語教育を紹介します。

家でも外でも日本語

日本の文化に触れさせる

日本の絵本や音楽に触れさせる

フランスでは3歳から義務教育で学校に通うことになるため、学校に通えば友だちができてフランス語が優勢になると考えた私。家にいる間、せめて3歳までは家の中では100%日本語環境を作ることにしました。

日本の家族から絵本や子ども向けの音楽を送ってもらい、YouTubeで日本昔ばなしなどを聞かせています。毎日のように日本の絵本を読んでいるためか、今は「かさじぞう」が息子の一番のお気に入り。日本の童謡をかけると息子はよく笑って踊っています。

2カ国語が当たり前の息子

夫は日本語が話せないので、息子にはフランス語で話しかける毎日。最初のうちは日本語にしか反応しなかった息子は、最近フランス語も理解し始め、夫の問いかけに「うん」と答えるようになりました。

夫はフランス語を理解し始めた息子に喜び、今ではよく話しかけています。息子にとってはママは日本語、パパはフランス語が当たり前なので、不思議がる様子もなく過ごしています。

私の場合「子どもに日本語を教えたい」という気持ちが強く、無理のない範囲で日本語教育を試してきました。私自身あきらめずに続けていると、息子にも変化が見られることがわかったのです。日本語環境ゼロの異国でも、家庭でバイリンガルを育てられると信じて、これからも夫婦で協力しながら続けていこうと思います。

監修/助産師 松田玲子


著者:岩見 エリ

1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。

ベビーカレンダー編集部

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