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北国の食の豊かさを実感!クラフトの町にあるカフェ&ベーカリー

  • 2015.12.1
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衣・食・住を通して北欧の生活スタイルを実践する「北の住まい設計社」は北海道・旭川に隣接する東川町にあります。ショールームの隣りにある「カフェ&ベーカリー」では、北海道で育った選りすぐりの素材で作る季節のフードメニューを取りそろえ、北国ならではの食の豊かさを感じることができます。

北欧の生活を身近に感じる食の空間

旭川空港から車で約20分。家具や木工作家が多いクラフトの町として知られる東川町のクラフト街道の最奥にある「北の住まい設計社」。お店はもともと北欧の生活スタイルを実践するショールームとして始まり、現在では廃校となった小学校を作業所にした家具の工房とギャラリーの間に「カフェ&ベーカリー」を併設しています。

店内には地元のものを中心に道産食材にこだわったパンを取りそろえるベーカリーをはじめ、旬の野菜やくだもの、世界各国の調味料やコーヒー豆などの食品が並び、奥にあるカフェスペースで食事を楽しめます。

選りすぐりの食材で作るニョッキとポタージュ

この日は「じゃがいものニョッキ オーブン焼き」(1,200円)をセレクト。スープとサラダ、自家製のパンがついてきます。東旭川にある谷口農場でとれた無農薬の北あかりと道産の小麦を使ったニョッキはもちもちの食感。酸味がほどよく効いた自家製のトマトソースは東旭川町の有機トマトを使っていて、オホーツクの自然で作った興部町のモッツァレラチーズをオーブン焼きにしています。

自家製パンは、道産の小麦と東川町の良質な水、自然酵母で手づくりしたもの。ハーブのフォカッチャと、外がパリッと焼き上がったカンパーニュの2種類がついてきます。塩味で中がしっとりしたフォカッチャはニンニクのほか、タイム、オレガノ、ローズマリーなどハーブが楽しめて、トマトソースと良く合います。

スープは「バターナッツのポタージュ」(+100円)をオーダーしました。

バターナッツというめずらしい名前のかぼちゃと、中富良野産の無農薬玉ねぎと旭川市の牧場でとれた牛乳で作った濃厚な甘みを感じるポタージュです。スプーンにまとわりつくほどなめらかでムースのような食感が特徴です。

季節を味わうケーキとドリンクをどうぞ

食後には日替わりの季節のケーキ「リンゴのタルト」(450円)をいただきました。サクッとした軽い食感の生地で、リンゴの爽やかな甘酸っぱさが口の中に広がります。

ドリンクは季節限定の「アンナおばあちゃんのハーブティー」(300円)を。ジンジャーの心地良い香りが鼻からふわっと抜けてリラックスできます。ひと口ごとに体が芯からポカポカ温まりますよ。

食後は併設するショールームへ

カフェ&ベーカリーの隣りの建物にはショールームがあります。家具やインテリアなど北国の豊かな生活を感じる空間が広がり、いたるところにハンドメイドのアイテムを展示しています。編み物はグッズ販売のほかワークショップも開催しているそうです。 家具や衣類、雑貨、食器など、北欧ならではの生活スタイルを季節ごとに提案しているので、ぜひ立ち寄ってみて。自分好みのアイテムがきっと見つかりますよ。おみやげやプレゼントにもおすすめです。

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