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「さみしいよ」夫とのコミュニケーションを疎かにした私。夫から言われたことは

  • 2023.4.6
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会社で試験を受けることになり、自宅で勉強を始めた私。試験勉強にばかり時間を取られて、夫との大事な時間がどんどん減っていきましたが、何も対策ができないまま月日が流れます。そんなとき、不満の溜まった夫が……。

社内試験でいっぱいいっぱいの私

結婚して1年が経ったころ、私は会社の社内試験に向けて、自宅で勉強漬けの日々を送っていました。夫とは生活リズムが合わなくなり、まともに会えるのは3日に1度、夕ごはんを一緒に食べるときだけ。

しかも、試験勉強で疲れ切っていた私は、夕食時も夫と会話らしい会話をしません。ボーっとテレビを見ながらひたすら口におかずを放り込み、食べ終わったらすぐさまシャワーを浴びて、再び自室に戻り試験勉強を再開。この繰り返しでした。

「このままでは夫婦仲が悪くなってしまう。マズいな」とは思いつつも、私は仕事と勉強の忙しさにかまけて、夫との時間を作る努力をせずにいたのです。

「話し合いをしよう」と夫

するとある日、夫から「最近、お互いの顔を見る機会も減ったし、夕食時もあまり話ができていなくて……。僕はなんだかひとりで暮らしているみたいで、とてもさみしいよ。忙しいのはわかっているけど、少しでいいから今後のことについて話し合いたい」と言われてしまいました。

夫の言葉を聞き、心の中で「今はそんな話し合いをしてる場合じゃないし、できれば勉強に時間を費やしたいんだけど……」と思ってしまった私。でも、夫の真剣な様子に気圧されて「わかった。明日は2人とも休日だから、朝10時から話し合いをしよう」と約束しました。

そして、「お互いの言ったことを忘れないために」という夫の提案で、明日の話し合いでは相談した内容をノートに記録することになったのです。

私たちの未来予想図ノート

翌日、私たちは白紙のノートに向かい合い、現在の状況と未来の理想像、理想を叶えるための道のりを話し合いました。

今、お互いがどんな気持ちで何を頑張っているか、子どもはいつごろ何人ほしいか、どんな家や地域に住みたいか、2人で何をして過ごしたいか……思いつく限りの事項を相談し、ノートに書いていきます。

しばらくしたとき、夫から「そういえば、試験に受かるとどうなるの?」との質問が。「試験に受かるとスキルアップが認められて、仕事時間の自由度が上がる。そうしたら勤務日を調整して2人の休日を合わせやすくなるよ」と、私は答えました。

それを聞いた夫は「そうだったんだ!」と、一気に晴れやかな表情に。そこで、ようやく私は「勉強に集中しすぎて、こんな基本的なことも説明できていなかったのか!」と気付き、反省しました。夫からすれば、理由もわからないまま妻が試験勉強にばかり時間を費やして、ただただ夫婦時間が削られていく状況だったのです。夫が不安に思って「話し合おう」と言い出すのも無理ありません。

こうして、お互いの気持ちを再確認して話し合いは終了。その日の夜は久しぶりに2人で外食し、ゆっくり時間をかけて会話を楽しみました。ちなみに、2人で未来の話をしてノートに書き出すのは予想以上に楽しく、勉強漬けだった私は気分がリフレッシュでき、その後はいつもより集中して勉強に取り組むことができました。

夫婦で過ごす時間がなくなって関係が悪化したとき、問題をそのままにせず、話し合うことができて本当によかったと思います。

その後も、私たちは旅行の計画や新しい家具の購入など相談したい事項が発生したら、ノートを広げて話し合いの時間を作るようにしています。これから先も夫と二人三脚で、私たちだけの楽しい未来予想図を作っていきたいです。

著者/ココロナナコ

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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