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「リーフレット」と「パンフレット」、その違いは・・・使っている紙の枚数!?

  • 2023.4.4

「リーフレット」と「パンフレット」、どちらも紙の冊子となる印刷物です。 この点だけ見ると全く同じもののようにも見えますが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

そこでここでは、「リーフレット」と「パンフレット」の違いについて解説します。

「パンフレット」とは

 

まずは「パンフレット」について解説していきます。

「パンフレット」はこんな印刷物

「パンフレット」は、複数の枚数で綴じられている印刷物のことです。 とはいえ、書籍のように製本されているものではなく、ホチキスなどで中綴じされている印刷物となります。

「パンフレット」の語源

「パンフレット」は、英単語の“Pamphlet”から来ています。 この単語自体は、12世紀頃のヨーロッパの詩人パンフィルスに由来するのだとか。

「パンフレット」のメリット

「パンフレット」は、会社案内や学校案内、商品ラインナップや旅行案内など広く商用で使用されます。 商品説明なども含め、複数の情報を盛り込むことができます。

一般的に「パンフレット」は4枚綴りの8ページ~数十ページで構成されます。 そのため、必要に応じて無数の情報から適切な情報を伝達できるわけです。

例えば、商談などなら必要なページだけを開くことで余分な情報を見せずに説明が見せられます。 職場た自宅などに持ち帰ってもらい、ゆっくり読んでもらうこともできます。

情報量をふんだんに盛り込めるところが「パンフレット」の魅力と言えるでしょう。

「リーフレット」とは

 

次に「リーフレット」について解説していきます。

「リーフレット」はこんな印刷物

「リーフレット」は、1枚の用紙の印刷物をを折りたたんで冊子状にする印刷物です 複数の用紙を製本したり中綴じにするのではなく、紙を1枚折ることで擬似的に冊子上にしています。

「リーフレット」の語源

「リーフレット」は、英単語の“Leaflet”からきています。 葉っぱを意味する“Leaf”と小さいことを意味する“let”を合わせたものなので、小さな葉っぱから来たということになります。

「リーフレット」のメリット

「リーフレット」もまた、様々な商用で用いられています。 1枚の用紙なので、軽量かつかさばらないサイズに折られていることから携帯性に優れています。 用紙を折りたたむ方法としては「二つ折り」「三つ折り」などがあります。 二つ折りなら紙面を実質4ページとして、三つ折りなら紙面を6ページとして使うことが可能です。

1枚という構成から、多彩な情報を載せることはできません。 必要最低限もしくは吟味した情報しかにまとめる必要があります。

他の印刷物との違い

 

最後に他の印刷物との違いについても見てみましょう。

「フライヤー」とは

「フライヤー」は、コンサートやステージなどで配布する印刷物を言います。 広告用の一枚ペラの印刷物全般を指す言葉でもあります。 英単語の“flyer”から来ていますが、これは印刷物をかつて飛行機や飛行船から撒かれていた事から来ています。

「チラシ」とは

「チラシ」は、スーパーやコンビニなどが配布する印刷物です。 その語源は日本語の「散らし」で、もともとは大量に印刷したものを駅前や街頭など人が集まる場所で「撒き散らす」ように配布していたものだったことから来ています。

「ビラ」とは

「ビラ」は、広く広告用に使われる印刷物です。 その点では、フライヤーとは違いがありません。

ビラは、掲示物や政治的なものを宣伝する1枚ペラの印刷物に対して使用される傾向にあります。

その語源は、「ひら」と読む「片」や「枚」の変化したものとされています。

まとめ

「パンフレット」と「リーフレット」は、どちらも印刷物です。 複数の紙を綴じたものを「パンフレット」、1枚の紙を折り畳んで冊子状にしたものを「リーフレット」と呼び分けられています。

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