ねんトレ通りにやっているのに！どうして寝てくれないの？｜夜泣きに泣かされて

赤ちゃんを育てるのに、最初にぶち当たる困難の1つとして、なんで赤ちゃんが泣いているかわからないことではないでしょうか。しらみつぶしに、赤ちゃんの身の回りのお世話をしたのにも関わらず、すぐ起きてしまったり、泣き止まないと焦ったり、イライラしますよね。元気な体なら、やり過ごせても、不眠で疲れ切った体にはそうはいきません。ぽぽ。(@popo_baby0104)さんが実体験を描いたエピソード漫画をごらんください。

寝たいという気持ちが死にたいに変わってきてしまったぽぽさんは、外出していても危うく身を投げ出しそうになっていました。


そんなときママ友に声をかけられ、話しながら帰ります。そのとき、この前の市役所のお話会でのでき事を振られ、ぽぽさんは自分の返答に違和感を感じたのでした。

赤ちゃんがすぐ泣いて起きてしまうと、イライラしてしまいますよね。翌朝、息子さんの様子に異変がありました。もしかしたら夜中にも不調のサインはあったのかもしれません。26話に続きます。

産後の心の不調は1人で抱えないで

ぽぽ。さんのように産後、子育ての悩みからうつ状態になったり、心身に異変が出たりする方はいるでしょう。そんなとき、自分の心の声に耳をかたむけられていますか？


つい「私のことは後でいい」「みんな疲れているから言い出しにくい」と思ってしまうかもしれませんが、相談・受診をちゅうちょする必要はありません。親になったからといって無敵になるわけではないのですから、忙しさや疲れで体調を崩すのは当然。そしてそのケアも当たり前に必要なのです。身近につらさを打ち明けられる相手がいるなら、抱え込まずに打ち明けましょう。


ぽぽ。さんのように身近な家族に言いにくいときには、産後の女性のケアをしてくれる自治体や民間の窓口を頼ったり、病院に相談したりする手もあります。厚生労働省は24時間悩み相談を受け付ける相談窓口などを紹介するウェブサイト「まもろうよ こころ」を開設しています。電話のほか、SNSでも相談できる窓口があります。


あなたにとって子どもや家族が大切な存在であるように、子どもや家族にとってもあなたは大切な存在です。自分をねぎらい、ケアすることにちゅうちょせず、自分自身を大切にしてくださいね。本作『夜泣きに泣かされて』はKindle版書籍で読むこともできます。(kindle版を読む方法は、著者・ぽぽ。さんのインスタグラムで紹介されています)

著者：ume