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【天神】画業30年!ジミー大西の作品展やってるやってるぅ♪

  • 2023.4.4
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こんにちは、リビングふくおか・北九州Web地域特派員のみずぽんです。アート大好きです。

4月1日(土)より福岡三越9階の「三越ギャラリー」にて、「ジミー大西 画業30年記念作品展POPOUT」が開催されています。展示会の開催前日にマスコミ向けの内覧会があり、絵画好きの娘といっしょに取材させていただきました♪

岡本太郎氏に、「キャンバスをはみ出せ」と言われ、それを模索して画家になろうと決心して30年。あと8ヶ月で還暦を迎えるという年に、縁のある博多で展示会ができることが本当に幸せ!とジミーさんは仰っていました。博多にどのような縁があるかは、後述するとして・・・

では見どころについてレポ―トします♪写真撮影OKですよ!

出典:リビングふくおか・北九州Web

なんと!絵画の解説はジミー大西さんが直接してくださいました!ぜひ足を運んで直接、迫力のある絵を見ていただきたいという思いから、解説中のジミーさんと絵画という写真を使用しております。それと、額装に注目しながらご覧ください♪

迫力のある絵画の数々

まず『野原』という代表作が、作品展のお出迎えをしてくれます。3つの絵画を重ねているそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ここは、1996年に芸能活動を休業し、スペイン移住するまでの期間に描かれた絵画のコーナーです。ジミーさんは最初は水彩画から始めたそうです。「赤いマットの絵画は、ロサンゼルス観光バス背面、ラベンダー色のマットの絵画は、それの正面です。初期に描いていたような水彩には戻る勇気がないけど、いつかまた描きたい」と仰っていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ピカソ生誕の地、スペインに移住したときの作品『バルサ』。油彩で、サッカー好きの明石家さんまさんが、スペインに遊びに来たときのものだそうです。この時は税関を通すために、サインは本名である大西秀明になっています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

イタリアのマルタ島に移住したときの作品。まだEUに加盟していない、イギリス領時代に描かれました。「被写体そのものが現在は変わっており、こういう景色の絵は二度と描けないから、手放したくない作品のひとつ」だそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

タンザニアのティンガティンガ村に行かれた時に描いた作品です。アフリカのアートと言えば、ティンガティンガのポップアートですよね♪

出典:リビングふくおか・北九州Web
個性豊かなオブジェの数々

「岡本太郎先生の太陽の塔やガウディの作品を見たのがきっかけで、絵よりも立体のほうが迫力が出るんかなと思い、オブジェを作り始めた」とジミーさん。まだ私が大阪に住んでいた頃に、娘を連れて万博記念公園によく行きましたが、娘は大きな大きな太陽の塔は未だに覚えているようで、『太陽の塔』というキーワードに反応していました。

噴水。ワニのモニュメント『ワニくん』です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

メキシコのタイコです。裏面の柄も可愛いです♪

出典:リビングふくおか・北九州Web

会期中、ジミーさんはこちらのアトリエコーナーで作品製作されるそうです。「ごはんや、たばこ、休憩等で不在のこともありますが、在廊のときは、自由に写真を撮っても良いです。ただ、枠の中に入るのはご遠慮いただきたい」とのことです(笑)

出典:リビングふくおか・北九州Web

GUCCI新宿店での作品展の作品。動物モチーフが多いのは、絵がうまくないので、人を描くと相手を傷つけてしまうと思っているからだそうです。優しい方ですよね!

出典:リビングふくおか・北九州Web

いろはかるたを作ろうとしたときの作品。「いろはにほへとちりぬる・・・までしか思いつかず、思いだけでも伝わったらいいなと思い、飾っています」とのこと。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

ジミーさんは触ってますが、お触りは禁止です!こちらは、レディガガが乳がん撲滅運動していたときに作ってみた作品だそうです。裏面にもぎっしりと柄が描かれています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

東日本大震災のときの募金箱だそうです。ガサっと中身が見える募金箱って斬新ですよね!

出典:リビングふくおか・北九州Web
福岡展ならではの作品・祭「イヤッ ホイッサー」

今回の展示会でいちばんのメインではないでしょうか。山笠の絵画です。「千早におじいちゃん、おばあちゃんが住んでいて、まだ博多駅まで新幹線が通っていない頃、5月はどんたく、7月は山笠を見たという思い出の詰まった作品」だそうです。ジミーさんって、福岡にゆかりがあったのですね!

出典:リビングふくおか・北九州Web

こちらの作品、糸で縫ってあります。糸を縫ってみようと思ったきっかけが、製作中に、斜めお向かいにきれいな人が座っていて、手袋を編んであげようと思っていたそうで、、、なんとなく絵に編み込んでいったら、新しい画法になったそうです。何がきっかけになるか分かりませんね(笑)

出典:リビングふくおか・北九州Web

解説の最後に質問コーナーで、娘の質問に答えていただきました。「油彩をしていますが、影の色を作るときにコツがあれば教えてください」という質問に対し、「油彩はにおいが強烈で、犬よりも鼻が良すぎて、鼻の穴にできものができて辞めた。色を重ねて重ねて壁を作って、自分の色を出していくほうが、作品に味が出る。けずっても良いし」と、有難きアドバイスをいただきました!

会場の最後に写真撮影スポットがありますよ♪生の「やってるやってるぅ」を見られて、うれしかったです!

出典:リビングふくおか・北九州Web

「天神の駐車場をどこも満車にしてしまうくらいに、多くの人に来場していただきたいです」と仰っていました。世界中、たくさんの文化に触れて、今後もどんなジミー大西作品が誕生するのか楽しみです♪

ジミー大西 画業30年記念作品展 POPOUT 2023年4月1日(土)~17日(月) 午前10時~午後8時(最終日 午後6時終了 入場は終了の1時間前まで) 福岡三越9階 「三越ギャラリー」福岡市中央区天神2‐1‐1 一般 1000円 高・中学生 800円 ※小学生以下・未就学児無料 ジミー大西 画業30年記念作品展「POP OUT」 | 福岡三越 | 三越 店舗情報 (mistore.jp)

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