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〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉が神戸にオープン!日本初のカフェ併設型

  • 2023.4.4
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1803年、パリに誕生した総合美容専門店〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉が、2023年3月末に新たなブティックを神戸にオープン。神戸店は、なんと、日本で初めてのカフェ併設タイプ!ブランドのアーティスティックディレクターであるラムダン・トゥアミのセンスが遺憾なく発揮された美しい空間を、いち早くチェックしてみよう。

店内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、商品がずらりと並んだシェルフと、どっしりと重厚感のある木製キャビネット。どちらもラムダンが懇意にするブルゴーニュ地方の家具職人が、神戸店のために作ったものだそう。浮き彫りの装飾が施され、艶を放つこれらの什器は、熟練した塗装職人によるラッカーやセラック塗装がなされた特別仕様。

霜降りの大理石や貴重な木材、クラシックな照明が配されたブティックの様子。

シェルフやキャビネットが描く直線の合間には、カーブを描く棚が。間違いなく計算されているであろう、このギャップが、非常に印象的です。

ブティックに併設されたカフェは、〈ビュリー〉サントンジュ店内に設けられた「カフェ・トルトーニ」を思わせる、パリらしい雰囲気。クロワッサンやタルトの芳しいバターや、コーヒーの香りは、お腹だけでなく、心まで満たしてくれるはず。

ブティックに併設されたカフェ。パリ・サントンジュ店の「カフェ・トルトーニ」は、19世紀初頭にジョルジュ・サンドやマネらが集った伝説の名店「グラン カフェ トルトーニ」から着想を得ており、神戸店もサントンジュ店のムードを踏襲。

フランス流の甘美な喜びにひたることができる空間。

「わたしたちは、不調和の中から調和を見出し、一見、無秩序に見えるさまざまな要素を重ね合わせ、冒険を恐れずに美の伝統を守ることに情熱を注いでいます」と話すラムダン。神戸という街の歴史や文化と、〈ビュリー〉の精神が交差したブティックで、美的好奇心を大いにくすぐられてみてください。

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