「2000円持ってきて」息子に要求した友達が訪問してきて…使いみちは一体？

星河ばよ(@bayo_fantasy)さんの息子に起きた金銭トラブルを描いたこの漫画。友達のKくんに「2000円を持ってきて」と言われた息子。しかし、その使いみちがわからず、さらにはKくんは他の友達にもお金を要求していることが判明します。星河さんは戸惑いますが、翌日、Kくんが家を訪ねてきたのです。ついに問題のKくんと会うことになった星河さん。どんな話をするのでしょうか？

2000円の使いみちを訪ねると意外な答えが

Kくんが自宅の前に来ていると聞き、驚きながらも話をした星河さん。Kくんは笑顔がかわいい男の子でした。台風が来るから忘年会は延期にしたと話すKくんに星河さんはお金のことを聞きます。Kくんは悪びれる様子も隠す様子もなく、二千円で息子とファミレスでご飯を食べるのだと話してくれました。

小学生だけでファミレスというのも少し早い気がしますし、お金を星河さんの息子が支払う前提なのもおかしな話です。Kくんは息子がお金を払うことに対し特に何も思っていない様子なのも気になります。星河さんはKくんの話を否定せずに聞いたうえで「Kくんのママは知ってるのかな？」と問いかけます。Kくんは何と答えるのでしょうか。

「ママは知ってる？」と聞くと気まずそうな顔をした

「ママも知ってるよ」と答えたKくんでしたが、どこかぎこちなく気まずそうな様子。ママにはもちろん言わず、子ども同士で決めたことなのだろうなと推測できます。星河さんは2000円を持たせられないことを伝え、Kくんは気まずそうに帰っていきました。息子は不満そうですが、勝手にお金を出してしまうことでトラブルがさらに大きくなることも考えられます。かわいそうではありますが、しっかりと伝えなければいけないことですよね。

これで解決したと思われたKくんとお金の問題。しかし、まだ終わっていませんでした。数日後、星河さんの元へ息子の担任の先生から電話がかかってきます。一体何があったのでしょうか。

Kくんについて衝撃の事実を知った

Kくんとクラスの数人がお金のやりとりをしており、その中の1人が息子だと話をされた星河さん。以前、駄菓子屋でおごった相手がKくんだということに気づきます。息子に確認すると確かにKくんでした。金額はそれほど大きくないものの、Kくんは息子以外にもクラスの数人からお菓子を買ってもらっていたことが判明。これには星河さんも驚いて言葉を失っています。

子どもはお金のやり取りに対する常識をまだ知りません。好意でやったはずの「おごり」が、いつの間にか大きなトラブルになってしまうことも無きにしもあらず。親がしっかり見守り、お金のやり取りをしたり、物を買ってあげたりすることはないように伝えておきたいですね。

子どもに悪気はなくとも親はヒヤッとする、小学生の金銭問題について考えさせられるお話でした。

著者：こびと