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「現代のイケメン」が「古代のイケメン」を颯爽と演じたらどうなる?

  • 2023.4.3

イケメンはいつの時代でもイケメンだ。しかし、壮大なスケールを誇る古代なら、さらに勇壮な野性味がプラスされているに違いない。そんなイメージが湧いてくるのが時代劇の『花郎<ファラン>』なのである。

このドラマは2016年12月から2017年2月にかけて韓国KBSで放送された。すでに6年以上が経っているが、いまだに根強い人気を誇っている。その秘訣は、なんといっても超豪華なキャストにある。

パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、SHINeeのミンホ、BTS(防弾少年団)のV、といったスターがこぞって出演している。特に、Vは演技初挑戦であり、「演技ドル」として華麗なデビューを果たしている。

さらに、パク・ソジュンとパク・ヒョンシクの2人と熱いラブロマンスを繰り広げるアロ役は、「世界でもっとも美しい顔」に何度もランクインしているAraが演じている。

以上の豪華キャストは今も大活躍しており、その6年前の若々しい姿をウキウキしながら見られるのだから、『花郎<ファラン>』はファンにとっても「絶対に推しのドラマ」となっている。

(写真=KBS『花郎』ポスター)
古代の若者たちの情熱

物語は、古代の新羅(シルラ)を強国に導いた24代王・真興王(チヌンワン)の統治時代を背景にして、イケメンたちと美女の輝かしい青春が描かれている。

タイトルともなっている「花郎」というのは、新羅時代の有望な青年たちの育成システムのことだ。この制度が始まったのは真興王時代であり、新羅を強い国に成長させる原動力となった。

特に、貴族の子弟から選出された彼らは、運動能力の向上と学問の修練に励んで新羅のエリートになっていく。こうした実話を巧みにドラマに取り入れて、『花郎<ファラン>』は古代の若者たちの情熱を生々しく描いている。

今やトップ級の俳優となったパク・ソジュンとパク・ヒョンシク。2人の演技対決は本当に見事であった。

〔『花郎<ファラン>』ドラマ概要〕
放送年/2016~2017年
放送局/KBS
演出/ユン・ソンシク、キム・ヨンジャ
脚本/パク・ウニョン
出演者(役名)
パク・ソジュン(ソヌ=ムミョン)
パク・ヒョンシク(ジディ=真興王)
Ara(アロ)
V〔BTS〕(ハンソン)
ミンホ〔SHINee〕(スホ)

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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