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女性500人超に聞いた「理想の福利厚生」トップ10発表!「子育て支援」「生理休暇」を上回った1位は?

  • 2023.4.3
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理想の福利厚生、1位は?
理想の福利厚生、1位は?

4月に入り、入社式シーズンを迎えました。就職活動や転職活動で企業を探す際、業務内容や給与額などとあわせて「福利厚生」をチェックする人も多いと思いますが、あなたには「理想の福利厚生」がありますか。SNSアプリ「GRAVITY」を運営するHiClub(東京都港区)が、「理想の福利厚生」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。

1位は「生きていくのに一番重要」の声も

調査は2023年3月、15〜59歳の女性を対象に、同アプリ内のコミュニティーで実施。518人から有効回答を得ています。

5位は「お昼寝スペース」です。企業の福利厚生としてお昼寝スペースを希望する人は意外にも多いようで、「昼寝は生産性を上げると思う」「午後の仕事効率アップのため必要」「お昼寝を推奨してくれるなら理想的」「眠くなったら生産性落ちる」「リフレッシュするため」「休憩中に周りを気にせず寝れる」との声が集まりました。集中力向上、体力回復の効果が期待できる仮眠を、周囲を気にせずに取れるスペースがあるとうれしいものです。

4位には「子育て支援」がランクイン。子育てにかかる経済的負担の軽減や、安心して子育てができる環境整備をサポートしてくれる福利厚生です。「子育て支援があるところは、長く働ける環境整備に力を入れていそう」「仕事をしないと子育てをするための資金が足りなくなるため、仕事と育児の両立を助けることは企業にとって大切」「子どもができても復帰しやすいのが一番」「産休、育休の他に、子どもが産まれたらおむつプレゼントとかあったらうれしい」「子育てに積極的な会社が少なすぎる」「(子どもの)行事や具合が悪くて休むと嫌な顔される」と、子育てと仕事の両立に奮闘するリアルな声が寄せられる結果となりました。

3位は「特別休暇」。法律に定めがなく企業が独自に設けている休暇制度です。働き方改革の推進に伴い、福利厚生の一環として取り入れている企業もあるようで、従業員のワークライフバランスの実現や、モチベーション、生産性の向上に役立つ可能性もあることから、「QOLが充実してる方が働き方も向上すると思う」「休んで自分のために時間を使いたいときもある」「仕事は生活の全部じゃない!!!」「ストレスがたまったときに休めたらいい」といったコメントが集まりました。

2位は「生理休暇」。労働基準法に定められている休暇ですが、取得率はまだまだ低い模様。「女子限定になってしまうけど、生理結構重い人もいるし、割とキツい」「病気じゃないけど病気並みに痛み、つらさに耐える」「生理がひどすぎて立つこともままならないときがある」「女性特有のつらさを会社が分かってくれてると思うと安心」とリアルな声が多数寄せられ、休暇を取得しやすい環境づくりが望まれていることがうかがえます。

そして、1位となったのは「家賃補助・住宅手当」でした。「家賃で給料のほとんど持ってかれんの勘弁」「独身1人暮らしなので、家賃補助が最も助かる」「家賃が高くて1人暮らしができない」「目新しい福利厚生ではないけど、毎月着実にありがたい」「固定費をなるべく抑えたい」「生きていくのに一番重要なのに一番生活をひっ迫してくる」「出勤させるなら近くに住まわせて」との声が。毎月の支出の大部分を占める住宅費用を会社に負担してもらえると、暮らしに関する選択が広がる可能性がありそうです。

調査結果を受けて、同社は「子育て・介護・1人暮らしなど、各々の年代や生活スタイルによって求める福利厚生は違うようです」「従業員のニーズにあわせた福利厚生は、働き方改革の推進にもつながるのかもしれません」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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