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「私の気持ちを無視しないで」娘の言葉にハッと気付かされる|2年生の担任が叱る時に「1年生にかえりなさい!」と言う方でした

  • 2023.4.2

自閉スペクトラム症があるため、学習上・生活上の困難を克服するために設置された少人数学級(支援級)に通っている、マミヤ(@mamiyang83)さんの娘・しぇーちゃん。通常級に通う子と一緒に学習をする交流級にも通っています。2年生に進級したばかりで、怒った担任の姿に恐怖を覚えたしぇーちゃん。しぇーちゃん本人も怒られてしまいましたが、マミヤさんが連絡帳でやりとりしたことで、担任はしぇーちゃんに謝ってくれたようです。家庭訪問でマミヤさんも担任と直接話すことができ、事態は一段落。しかしホッとしたのもつかの間、スキンシップが多いクラスメイトと新たなトラブルに発展。「やめて」と伝えても執拗に続くちょっかいが原因で、しぇーちゃんは再び担任に怒られてしまいました。担任に相談し、事態は解決へ向かいます。他の子のためにC君を怒ってくれたB先生に感謝するしぇーちゃんでしたが、B先生を怖いと思う気持ちは消えないようです。しぇーちゃんの言葉にハッとさせられたマミヤさん。寄り添っているつもりが、自分の意見を押し付けていただけだったことに気づきます。『2年生の担任が叱る時に「1年生にかえりなさい!」と言う方でした』第19話をごらんください。

きちんと自分の気持ちを伝えることができるしぇーちゃんと、その言葉を受け止め、自分の非を認めて謝ったマミヤさん。素直な思いを伝え合えるすてきな親子関係ですね。

今後は様子を見ながら、B先生との関わり方を相談していくことになりました。

わが子の心を守るために、子どもの気持ちに寄り添ったケアを

学校生活を送る上で、避けて通れない子ども同士や教員とのすれ違いやトラブル。大人から見ればささいなことでも、子どもにとっては学校に行けなくなるほどつらいことも…。子どもの心に傷を残さないために、親や学校の先生など、周囲の大人の見守りが必要です。

今回、娘・しぇーちゃんが学校でのトラブルにあったマミヤさんは、冷静な視点で話を聞き、しぇーちゃんが通う学級の担任とも話し合いながら見守りました。その結果、トラブルの原因となった友達や先生に悪意はないことがわかり、しぇーちゃんはマミヤさんと話し合い、楽しく学校へ行けるようになりました。

学校でのトラブルはどんな子にもあり得ること。大事なわが子を守るため、マミヤさんのように客観的視点を心がけながらも、わが子に寄り添った対応をしたいですね。

中にはこの漫画のように、うまく解決できないケースもあるかもしれません。学校との話し合いでうまく進展しないときは、各都道府県や政令指定都市に設置されている「総合教育センター」や「特別支援教育センター」で相談するのも一つの手。子どもの気持ちに寄り添い、心から安心して通学できるように支えてあげたいですね。

著者:NAKAMA

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