「ズラーッ！」紳士的な彼の部屋に並んでいたものに衝撃。これって価値観の違い？！

35歳で離婚した私。もう結婚はこりごりと思っていましたが、人肌寂しく恋愛は楽しんでいました。そんな中、1人だけ「この人なら再婚したい」と思える相手と出会いました。しかし、彼とは価値観が合わなくて……。

紳士的で大人な彼は魅力的

離婚後に合コンで知り合った彼は、私と同じくバツイチで娘が2人いました。百貨店で働いていて、役職にまでついていて仕事ができる素敵な人です。見た目も素敵で、長年の百貨店勤めもあってか紳士的な落ち着いた雰囲気。

おいしいお店もよく知っていて、いつもデートが楽しみでした。さり気なくリードしてくれる彼との時間は居心地が良かったです。丁寧な言葉づかいで、いつも洗練された身なりのかれは私の親にも気に入られていて、彼となら再婚したいと思っていました。

彼があるプレゼントを贈ってくれて…

そんな彼は、記念日には必ずプレゼントをくれます。交際1カ月目にはバラの花束。「これからもよろしく」というメッセージ付きでした。そして2カ月目には有名化粧品メーカーのボディクリームを贈ってくれました。いつもセンスのいいプレゼントで私はうっとり。

ボディクリームをいただいたとき、彼が「僕も気に入ってずっと使っているんだ」と言いました。百貨店で人気のあるブランドで、定期的にお店をチェックしているのだとか。この話を聞いたとき、私は正直「男性でこういったボディクリームを使うのはめずらしいな」と感じました。

あれ、こんな人だったの？！

それからしばらくして、彼の家を訪れたときのことです。彼の部屋にあがると、引き出しには以前プレゼントしてくれた、お気に入りブランドのスキンケア用品ズラーッと並んでいるのを見せてもらいました。ボディクリームだけでなく、ハンドクリームやリップクリームまでトータルで愛用しているようです。これには私もびっくり！

そしてお風呂あがりに、彼が順番にスキンケア用品を塗る姿を見て、なぜか気持ちが一気に冷めてしまいました。なぜか「なんだか、私とは価値観が合わないかも……」と感じてしまったのです。

そして私たちの交際は1年ちょっとでピリオドを迎えました。一度は再婚も考えましたが、上品で紳士的な彼のギャップのある一面を私はどうしても受け入れることができませんでした。

自分を美しく保ちたい、と思うのは素晴らしい意識だと思います。それが女性であれ男性であれ、自らをよくしようとする気持ちを否定するつもりはありません。しかし、私はどうしても彼の趣向についていくことができませんでした。一種の価値観の相違だと思います。結果的にはお別れすることになってしまいましたが、彼とのお付き合いは大切な経験となりました。

著者／匿名

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように！

ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室