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小学生の娘を残し家を出た母、車中で考えていたことに涙があふれる

  • 2023.4.1
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ツマ子(©tumakonofamily)さんが小学生のころの体験を描いた『母の家出』。ある日、母は「もう限界や…」と言い残し、荷物を詰めて家を出てしまったそう。それを知った父は焦った様子だったようですが、何度も見たその光景をツマ子さんはどこか冷静に見ていました。ツマ子さんの母に一体何があったのでしょうか。夫婦生活の中である「もうやっていけない」という瞬間。それでも夫婦をやめない理由に、涙がこぼれます。

何度も見た「母の家出」

ツマ子さんは小学生のころ、母が荷物をまとめ家を出ていく光景を何度も見ていました。暗い顔をした母と焦る父、冷静にその様子を見ているツマ子さん。

家を出るなんてよほどのことがあったのでは…と想像しますが、何度も見ていたツマ子さんにとっては見慣れた光景だったのでしょうか。

家出をしても夜になると帰ってくる

自営業のため1日中一緒にいる両親は仕事のことで衝突することも多々あり、定期的に「出ていけや!」「そうさせてもらいます!」というやりとりがあったそう。それを見ていたツマ子さんは「またか…」と思うだけで、それほど大事には捉えていなかったようですね。

家を飛び出しても夜には惣菜を買って帰ってくる母。どうして実家へ帰らないのか、ツマ子さんは子ども心に不思議に思い聞いてみました。母はなんと答えるのでしょうか。

母というものは大変なんだなと感じた

家出をする度に母は実家へ向かおうと思うものの、両親の顔を思い浮かべると心配させたくないという気持ちになって切符が買えないそう。また、ツマ子さんや夫に迷惑がかかることを気にしていました。

結婚して家族ができ、子どものことや夫のことを考え、実家にも心配をかけられないと思うようになった母。ツマ子さんは母の背負っているものを少し感じられたようです。

何度も離婚が頭をよぎったというツマ子さんの母ですが、なんだかんだで今の家族の形を保ちたいという思いがあったようです。家族にはいろいろな形があって、何が正解かは人にとって違います。ツマ子さんの母も含め、悩みながら家族での暮らしを続けていく方もいるのだろうと想像できるエピソードでした。

あなたは家出したいと思ったとき、どうしていますか?「家に帰ろう」と思うきっかけはどんなことでしょうか。

著者:ママリ編集部

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