野鳥観察でワクワク！望遠鏡もバッチリ見える＠習志野市谷津干潟公園

谷津干潟は国指定鳥獣保護区そしてラムサール条約登録湿地

⾕津⼲潟は東京湾の最奥部に残された約40ヘクタールの⼲潟です。1970年代から大規模な東京湾の埋め立てが進む中、地域住⺠や⾃然保護団体、⾏政などの取り組みによって保護されてきました。水鳥をはじめ、貝やカニ、プランクトンなど様々な生き物が生息しています。 1988年には国の鳥獣保護区に指定されました。また、1993年に「ラムサール条約登録湿地」となり、国際的に重要な湿地としても認められています。

3.5キロの遊歩道をのんびりお散歩

谷津干潟の外周は約3.5キロの遊歩道になっています。途中には干潟を望む観察デッキなどもありますから、のんびりお散歩しながら観察するのもいいですね。鳥を撮るのが趣味のカメラマンにも有名な撮影場所です。ウォーキングやランニングにもぴったりです。

自然観察センターでじっくり観察！

谷津干潟公園内にある「谷津干潟自然観察センター」にもぜひ入ってみてください。一面ガラス張りになっているセンター内では、谷津干潟が見渡せます。望遠鏡が何台も設置してあり、自由に見ることができます。しかも！スタッフの方々が「今居る鳥が見える」ポイントにバッチリ望遠鏡を合わせてくれているのです。「こっちで今カワセミが見えますよ」などと声をかけてくださるので嬉しいですね。望遠鏡をのぞくと驚くほど近く美しく見えるので感激です！ 双眼鏡の貸し出しもあり、センターの中でなら無料。センター外に持ち出す場合でも3時間500円で借りることができます。

淡水池を望めるカフェや鳥グッズが買えるショップも！

センター内には、淡水池を望める「カフェオアシス」があり、パスタやカレーなどのお食事からデザート、ドリンクも充実。ちょっとひと息つくのにぴったりですね。 入口近くのショップ「ちどり屋」では、図鑑やスタッフおすすめの双眼鏡、オリジナルの鳥グッズや作家さんが作ったかわいいアイテムもたくさん。お土産にも楽しいですね。 「カフェオアシス」と「ちどり屋」の利用は入館料無しでできますので、入り口で声をかけてくださいね。

今回私はミラーレス一眼に望遠レンズを付けて持って行き、初めての鳥撮影にチャレンジ。しかし、望遠レンズとはいえ、望遠鏡に比べると全然遠くが撮れず･･･とても難しかったです。

お散歩が楽しいこの季節、皆さんも是非谷津干潟公園に足を運んでみてください。手ぶらでバードウォッチングできますよ！

※マーブルのひとこと撮影ポイント 今回、ほぼ初めての鳥撮影に挑戦しました。私のレンズは70-200ミリという望遠レンズ。それに望遠を倍にする「エクステンダー」という道具をプラスしました。つまり140-400ミリになるのです。しかし！それを使うとオートフォーカスが真ん中１点しか利かなくなります。 いずれにしても遠くの鳥にピントを合わせるのって大変！！改めて、鳥撮影を趣味にしている方に脱帽です。私はセンターに設置してある望遠鏡で見てる方がいいかも（汗）

谷津干潟公園 千葉県習志野市谷津3丁目、秋津5丁目 開園時間 8:30～17:00 駐車場 8:30～17:30 谷津干潟自然観察センター 千葉県習志野市秋津5-1-1 TEL 047-454-8416 HP https://www.seibu-la.co.jp/yatsuhigata/ 開館時間 9:00～17:00 休園、休館日 月曜日（祭日の場合は翌日）、年末年始 観察センター入館料 大人380円、65歳以上190円、小中学生と未就学児は無料