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京都の町家長屋「あじき路地」に待望のカフェがオープン

  • 2015.11.30
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祇園の南にある町家長屋「あじき路地」は、ものづくりにいそしむ住人が週末限定でお店を開く、注目のスポット。人気の「日曜日のパン屋さん」が平日も営むカフェに生まれ変わったとのことなので、さっそく行ってみました。

趣深い路地に軒を連ねるすてきなお店の中の一軒です

京阪・清水五条駅から五条通を東へ、老舗和菓子店「五建ういろ」の角を曲がって北へ歩くこと約5分。「大黒湯」横の細い路地を入ると「あじき路地」があります。

大正時代に建てられ築100年の時を静かに刻んでいる町家長屋で、若い作家さんが焼き菓子や帽子、照明など、ものづくりをしながら暮らしています。これまでお店が開かれるのは週末だけでしたが、フランス人のパン職人ヴィンセントさんと元パティシエールの奥様がこの路地を訪れる人たちのくつろぎスペースになればと、初めて平日にも営業するカフェをスタートしました。

“南1”の建物が「日曜日のパン屋さん」です。

レトロかわいい店内にはパンのおいしい香りが満ちています

靴をぬいで店内に上がると、パンのいいにおいに包まれ、ほんわり幸せな気分に。

パンコーナーには、本格的な石窯で焼く石窯パンをはじめ、毎日、北山の「ラミデュパン」や東山の「ルバカサブル」のふたつのブランジュリーの工房から届くハード系とデニッシュ系のパンが約20種ほど並べられています。

パンは身近なものだから毎日買えるものをと、クロワッサンが130円~とお手頃価格。デニッシュ系のパンはすべて200円で、フルーツたっぷりのスイーツ系からサーモンクリームチーズ、きのこチーズなどの惣菜系まで多彩に揃います。キャラメルなど小菓子のほか、ガラス瓶やバスケットなどセンスの良い雑貨も販売しています。

おいしいパンをお供に暮らすようにくつろいで

窓側のカフェコーナーは、アンティークの赤いちゃぶ台と座布団が置かれていて、田舎のお家を訪れたようにどこか懐かしく、温かみのある空間。お天気の良い日にはテラス席もお目見えします。

ドリンクはコーヒー、紅茶、ジュースがどれも350円。パンコーナーから好きなパンを選んだらお皿に載せてくれるので、ドリンクとともにのんびり味わえます。

コーヒーは、ミルを使って自分で豆をひくことができます。ゆったりと過ごしてほしいというヴィンセントさんの想いと遊び心から、50円引きにしてくれるそうです。

窓から差し込む淡い光にまどろみながらゆっくりとミルのハンドルをまわしていると、豆の香りがふわっと広がって、とても癒されます。 今後は、店頭で野菜を販売したり、カフェでスープの提供も思案中なのだとか。「ここに来ればなにかある、とワクワクしてもらえる場所でありたい」と奥様が話してくれました。あじき路地のお店めぐりの後や祇園界隈のおさんぽついでにちょこっと足をのばしては。ほっこりしたいときにおすすめです。