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神木隆之介主演で話題の朝ドラ『らんまん』のモデルとなった人物“牧野 富太郎”とはどんな人?タイトルの「らんまん」はどんな意味?

  • 2023.3.30
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4月3日放送スタートの連続テレビ小説『らんまん』。神木隆之介さんが主演を務める本作の主役のモデルとなった“牧野富太郎”という人物をご存じでしょうか?

「全然知らない!」「どんな人?」という方も、朝ドラの放送開始より前に牧野富太郎について知っておきましょう!

朝ドラ『らんまん』

4月3日より放送される、連続テレビ小説第108作 『らんまん』 。神木隆之介さん演じる植物学者・槙野万太郎が、明治維新から激動の大正、昭和の時代を、ただひたすら愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し生きていく姿を描いた物語です。

本ドラマの主人公である槙野万太郎のモデルとなっているのが、植物学者の牧野富太郎。“日本の植物学の父”とも言われるこの人物は、いったい何者なのでしょうか?

牧野 富太郎とは?

牧野富太郎は1862年5月22日に、高知県高岡郡佐川町で生まれた植物学者。多数の新種の植物を発見し、命名も行った近代植物分類学の権威です。

“日本の植物学の父”牧野富太郎

牧野富太郎が一生涯を通して発見、命名した新種や新品種は、1,500種類以上! その功績から、“日本の植物学の父”と呼ばれているのです。

自称“草木の精”!?

牧野富太郎は自らを“草木の精”と名乗り、日本全国で採集調査を行っていたのだとか。その学者人生の中で約40万枚にものぼる膨大な数の植物標本を収集し、後世に残した蔵書は約45,000冊。

78歳のころに刊行した『牧野日本植物図鑑』は、植物の専門家だけでなく一般の人々からも長く支持されているそうです。

タイトルの「らんまん」って?

朝ドラタイトルの『らんまん』について、制作統括の松川博敬さんは「春爛漫の「らんまん」、そして天真爛漫の「らんまん」です」とコメントしています。

花がらんまんと咲き誇る、植物の生命力が旺盛な様子だけでなく、主人公の万太郎が笑顔で明るく天真らんまんに突き進んでいくさまをイメージしてつけられたタイトルなのだとか。明るい春にスタートするドラマにぴったりなタイトルですね!

関連自治体も盛り上がりをみせる

牧野富太郎が晩年を過ごした東京都練馬区では、ドラマの放送開始に合わせて練馬の魅力を区内外に発信するため、牧野富太郎の自宅と庭の跡地だった『牧野記念庭園』のある大泉地域の商店街などと連携しながらさまざまなイベントを開催しています。

キービジュアルとロゴマークの作成のほか、ドラマ放送直前機運醸成イベントとして『牧野富太郎フェスタ』を3月26日に開催。商店街のおすすめ商品や高知県の特産品の即売会など、さまざまなイベントで盛り上げています。

高知県ではラッピング路面電車も!

さらに、牧野富太郎の出身地である高知県では名物の路面電車が『らんまん』仕様に衣替え! ラッピング電車がドラマへの気分を盛り上げてくれます!

まとめ

知る人ぞ知る“日本の植物学の父”牧野富太郎。その人柄を知ると、春にぴったりの朝ドラがもっとたのしみになりますね!

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