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憧れの同僚と社内不倫! 上司の策略にハマった「29歳女性の失態」【前編】

  • 2023.3.29

結婚している男性に憧れを抱いてしまうこともあるかもしれません。ただ、その思いは胸に秘めたままで終わることがほとんどでしょう。万理華さん(仮名・29歳)も、かつてそんな経験をした女性のひとり。しかし、ひょんなことから思いがけない事態に巻き込まれてしまったそう。いったい何があったのか、詳しく聞きました。

好みの男性が職場に

「4年近く前、私はある不動産会社に勤めていたのですが、配属されていた営業所に松村さん(仮名)という男性が異動してきました。彼は感じがよくて見た目も私のタイプ。
当時は彼氏がいなかったのでいいなと思いましたが、既婚者と知って内心ガッカリしたのを覚えています」

歓迎会で打ち解けて

「松村さんが異動してきた週末の夜に、営業所の近くの居酒屋で歓迎会をすることになりました。営業所にはマネージャーの男性上司がいたのですが、ちょっとオラオラ系で正直面倒臭いタイプ。デリカシーに欠けるところもあり、“彼氏できたか?”とか平気で聞いてくるような人です。その上司に“お前、松村みたいなのがタイプだろう?”ニヤニヤしながら言われて、松村さんの隣に座るように促されました。
松村さんと話をしたのはそのときが初めてです。最初は緊張しましたが、だんだんと打ち解けてきて、飲み会が終わるころには冗談を言い合えるくらいに。そのときばかりは上司に感謝しました」

録音した音声を聞かされて

「歓迎会から2週間ほど経ったころ、上司に誘われて仕事終わりに2人で軽く飲みに行きました。そこで“松村とはどうなんだ?”と聞かれたのですが、既婚者だし何もないと答えると、“松村はお前のこといいって言っていたけどな”と言います。
そして、おもむろにスマホをテーブルの上に置いて音声を再生し始めました。それは上司と松村さんが飲みに行ったときの会話を録音したものらしく、2人の話し声が聞こえてきます。上司が松村さんに私の印象を聞くと、松村さんは、“かわいいですよね。僕が結婚していなかったら…”と答えていて。
私に音声を聞かせたあと、上司は“俺はそういう関係も悪くはないと思うけどな。恋愛は恋愛だから”と言いながら、ひとり頷いていました」

まんまと上司の策略にハマり

「松村さんの私に対する印象を知って、しばらくは浮かれていました。会社に行くのも楽しいし、充実感がありました。そんなある日、上司の誘いで今度は松村さんも誘って3人で飲みに行くことになったんです。仕事終わりに居酒屋で待ち合わせたのですが、上司がやってきません。何度電話をしても留守番電話で、1時間ほど経って仕組まれたことにやっと気付いたんです。
そのとき私は日ごろの鬱憤を晴らすかのように、松村さんに愚痴をこぼしてしまったのですが、彼が楽しそうに私の話を聞いてくれてさらに距離が縮まりました。その後上司の思惑通り、私たちは体の関係をもってしまったんです。
後で知ったことですが、実は上司もそのころ別の女性と不倫をしていて…。私たちを2人きりにして、自分は違う場所で不倫相手と密会していたそうです」

“上司の策略にハマり社内不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。
好意を抱くところで欲求を止められていたのなら、憧れだけで済んだはず。しかし体の関係を結んでしまえば、それはもう過ち。後は悲惨な結末を迎えるしか道はないのです。

©takeuchi masato/Fast&Slow/PIXTA(ピクスタ)

文・塚田牧夫

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