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【解説】『ウェイバリー通りのウィザードたち』アレックスとスティービーのカップル説が話題沸騰中

  • 2023.3.29
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ドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』でセレーナ・ゴメスとヘイリー・キヨコが演じたアレックスとスティービーに関するウワサをプロデューサーが13年越しに認めて、ファン絶叫中。(フロントロウ編集部)

「スタレックス」と呼ばれた、アレックスとスティービーって?

2007年~2012年に米ディズニー・チャンネルで放送された大ヒットドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』に登場した、セレーナ・ゴメス演じるアレクサンドラ・マルゲリータ・ルッソ(通称アレックス)と、ヘイリー・キヨコ演じるスティービー・ニコルス。

画像: 「スタレックス」と呼ばれた、アレックスとスティービーって?

アレックスとスティービーは、2010年に米放送されたシーズン3の第11話「前向きなアレックス」で初対面。居残りクラスでスティービーに出会ったアレックスは、自信たっぷりの態度でいじめっ子たちに立ち向かうスティービーにすぐに興味を持つ。2人は意気投合し、あまりの相性の良さから、アレックスの親友であるハーパーがヤキモチを焼くほどだった。

スティービーはその後、4話に登場。ドラマが全100話を超えたことを考えると少なくはあるが、ファンの間では“2人をカップルにするべきだ”という声が根強く、2人の名前を合わせた「stalex(スタレックス)」という“カップルネーム”まで存在する。

13年越しの真実! プロデューサーがカップル説を認める

そんなアレックスとスティービーの新事実が、スティービーの初登場から約13年越しに明かされた。

画像: 『ウェイバリー通りのウィザードたち』はサントラもヒット!
『ウェイバリー通りのウィザードたち』はサントラもヒット!

ドラマのエグゼクティブ・プロデューサーを務めたピーター・マリエタは、アレックスの親友ハーパーを演じたジェニファー・ストーンとアレックスの父ジェリー・ルッソを演じたデヴィッド・デルイズが司会を務めるポッドキャスト番組『Wizards of Waverly Pod』に出演した際に、「もっと探求して見たかったなと思う展開は?」と聞かれ、こうコメントした。

「スティービーとアレックスの関係性についてはもう少し遊べたと思います」。

つまり、ファンが求めていたように、2人の間のロマンスを描けたのではないかということ。この発言には、質問をしたジェニファーも「でしょ!?」と嬉しそうな反応。そしてピーターはこう続けた。

「あの時代にそれをするのは難しかった。でも僕ら全員にとって、あの2人の関係性は明確でした」。ドラマでは、アレックスはオオカミ人間であるメイスン・グレイベックとの恋愛を楽しんだが、ピーターいわく、アレックスとスティービーをくっつけるという案は「(決定に向けて)けっこう良い線まで行っていましたよ」と、本格的に話し合われていたことを明かした。

この時の会話を自身のTikTokでも公開したジェニファーは、キャプションで、「みんながスタレックスを求めていたことは分かってるよ…私たちも求めていたの」と綴った。

スティービー役、ヘイリー・キヨコも「スタレックス説」を支持!

じつはプロデューサーからの告白の前、スティービー役を演じたヘイリー・キヨコはスタレックスのロマンスを支持するコメントをしていた。

ヘイリーは2021年4月に、「私にリアクションしてほしいTikTok(動画)を送って」とファンにツイート。するとさっそく『ウェイバリー通りのウィザードたち』のファンから、スタレックスに関する動画が送られてきたようで、ヘイリーも喜んでリアクション動画をTikTokに投稿。

画像: www.tiktok.com
www.tiktok.com

『ウェイバリー通りのウィザードたち』でのアレックスとスティービーのからみを観ながら、「スティービー、あなたはストレートじゃないよ、ゲイだよ」とコメントした。

現代ディズニー作品では、LGBTQ+キャラも豊富

『ウェイバリー通りのウィザードたち』は現在はディズニーの公式動画配信サービスであるディズニープラスで観られるが、そんなディズニーが作り出す現代の作品では、LGBTQ+の適切な描写が増えている。

例えば、大ヒット映画『ハイスクール・ミュージカル』のドラマ版である『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』は、人種やセクシャリティだけでなく、ボディタイプや家庭環境まで、あらゆるテーマで多様性をスクリーンに反映しているとして高く評価されているが、LGBTQ+であるカルロス役は、今までのハリウッド作品にありがちな、“お飾り的なゲイの役”ではない。

本作では、「多様なライターを脚本家に起用しています。それからLAでの実際の撮影現場においても、これまで以上に多様なバックグラウンドを持つクルーを起用しています。あらゆるジェンダーや民族、アイデンティティの人たちが集まっていますよ」と、ショーランナーであるティム・フェデラーはフロントロウ編集部に明かしており、そんな舞台裏での多様性がスクリーンの多様性を支えているのだろう。

また、フロントロウ編集部の記事「LGBTQ+描写で合格点あげられるディズニーアニメがついに登場」でも紹介したが、2022年に公開された映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』では、主人公家族の一人息子でありLGBTQ+であるイーサンというキャラクターの描き方にLGBTQ+コミュニティからも評価が高い。(フロントロウ編集部)

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