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羽田・成田から行く韓国「ソウル」のお得旅情報!20代向けおすすめルートから韓流ドラマのロケ地まで

  • 2023.3.29

日本から最も近い海外として人気の韓国。推し活の一環として渡航を考えている方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方におすすめの、無料パンフレットや語学講座など事前リサーチにぴったりな場所や、旅費を抑える航空便の選び方、おすすめスポットまで、旅行ジャーナリストのシカマアキさんがご紹介します。

●東京発ソウル便を安く買うコツ、「セール」も狙おう

日本から最も近い海外、韓国。日本との時差がなく、出入国の手続きに慣れてくると、国内旅行の感覚で気軽に行くことができます。

日本と韓国との航空便が最も多いのが、首都ソウルです。ソウルには仁川国際空港(仁川)と金浦国際空港(金浦)と2つの空港があり、金浦のほうがソウル中心部に近くて便利。ただその分、運賃はやや高めで、金浦便は羽田便のみ。旅費に余裕がある出張などのビジネスパーソンの利用が多めです。

成田-ソウル線は日系LCCの「ZIPAIR」(ジップエア)も運航。大きめの飛行機は快適(画像:シカマアキ)

一方、羽田-仁川便、成田-仁川便は、金浦便よりも安く、LCC(格安航空会社)の便も多く飛んでいます。飛行時間は片道2時間半ほど。大手航空会社と比べ、座席がやや窮屈なLCCでも耐えられるでしょう。特に成田便は多くの日韓便があって運賃も安め、セールもよくあって狙い目です。

●ソウルが初めてなら、まず訪れるべき場所はここ!

ソウルでまず定番と言えるのが、韓国ならではの宮殿。「景福宮」はソウルの中心部にあり、李氏朝鮮時代の正宮です。

景福宮と王宮守門将交代儀式(画像:シカマアキ)

韓服だと入場無料なのでレンタルし、韓国時代劇の気分で広大な敷地を散策するのもおすすめ。正門前で1日3回実施される、王宮守門将交代儀式はお見逃しなく。

そして、ソウルのランドマーク的存在の「Nソウルタワー」も、まず訪れたい場所です。高さ236メートルの電波塔が、南山の頂上にそびえ立っています。

夜のNソウルタワー(イメージ画像:photoAC)

Nソウルタワーには徒歩もしくは南山ケーブルカーでアクセスできます。特に、夜のライトアップと展望台から眺めるソウルの夜景はまさに絶景。ソウルの若者たちの定番デートスポットでもあります。

●韓国の若者が集まるトレンドスポットやキャンパスライフが体験できるエリア

日本人旅行客に昔から定番の「明洞」も、人気の立ち寄りスポット。手軽に買えるコスメショップがズラリと並び、ホットクやキムパッなど韓国らしい屋台もあるなど、街歩きや食べ歩きが楽しいエリアです。

明洞の街並み。旅行客向けのショップが多い(画像:シカマアキ)

また、ファッションが目当てなら「東大門」へ行きましょう。特に夜がにぎわっています。

韓国の大学生らしいキャンパスライフを体験してみたいなら、「弘大」(ホンデ)がおすすめ。このエリアは若者向けのショップやカフェなどが多くある、まさに学生街です。「LINE」などのキャラクターショップも、本場は規模が違います。

●人気韓流ドラマのロケ地が多数あるソウル市内

新型コロナ禍の巣ごもりで「韓流ドラマ」にハマったという人も多いのではないでしょうか。ソウルには、そのドラマのロケ地が多く点在しています。

例えば、日本でもブームを巻き起こした『愛の不時着』に何度も登場し、日本にも上陸した「BBQオリーブチキン」。第五中隊の隊員たちがのぞいていた店舗は「梨大店」です。黄金オリーブチキンを現地で食べると、ドラマの登場人物気分になれるかもしれません。梨大(イデ)は梨花女子大学の略で、この大学周辺には女子大生のおしゃれスポットが多くあります。

韓国のヤンニョムチキン(イメージ画像:photoAC)

また、同時期に人気を博した『梨泰院クラス』にカメオ出演して話題となったパク・ボゴムがアルバイトの採用面接を受けた場所は、「クィーンズパーク」です。狎鴎亭ロデオ駅から近く、このエリアは他の韓流ドラマでもよくロケ地として使われています。

そのパク・ボゴムが入隊前に主演したドラマが『青春の記録』です。ドラマに登場するロケ地で印象的だった「ピョルマダン図書館」は、以前から“世界一美しい図書館”と言われるほど。

ピョルマダン図書館。スターフィールドCOEXモールにある(画像:シカマアキ)

高さ13メートル、約5万冊の本棚は圧巻です。スターフィールドCOEXモール内にあるので、買い物ついでに立ち寄るのもおすすめ。

●都内での事前リサーチは四ツ谷の「コリアセンター」がおすすめ

ほかにも、「韓国料理を現地で味わう」「本場のチムジルバン(温浴施設)でリフレッシュする」「韓屋通りを散策する」「フォトジェニックなカフェ巡り」など、ソウルで体験できることはたくさんあります。SNS映えスポットは街の至るところにあり、韓国の若者たちが自撮りする様子も日常茶飯事です。

ソウルにはカフェが無数にある。日本未上陸も多い(画像:シカマアキ)

韓国旅行は最低でも2泊3日、できれば3泊4日がおすすめ。寝る時間をフライト時間にあてて現地時間を有効活用できる、羽田深夜・早朝便もあります。仁川国際空港からソウル駅までは、直通列車で最短43分(9500ウォン=約950円)です。

東京でできる事前の下調べとして、四ツ谷にある「駐日韓国文化院(コリアセンター)」もおすすめ。駐日韓国大使館の文化観光窓口なので、誰でも利用できる図書映像資料室や、朝鮮時代の民家を再現した部屋「サランバン」、空中庭園のハヌル庭園などが開放されており必見です。同じビル内の「韓国観光公社」では観光パンフレットなどが手に入ります。

今、東京からソウルへの便はどんどん増便されています。初めての海外旅行先としてもおすすめのソウルへ足を運び、韓国の若者気分を現地で体験してみてはいかがでしょうか。

駐日韓国大使館 韓国文化院(コリアセンター)住所:東京都新宿区四谷4-4-10TEL:03-3357-5970【韓国文化院事務室】平日9:00~18:00 (昼休み12:00~13:00)【図書映像資料室】火~金曜10:30~18:30/土曜10:30~17:30(月曜は休室。祝日の場合は翌火曜が休室)休館日:日曜、祝日、年末年始※その他韓国の祝日のうち三一節(3/1)、光復節(8/15)、開天節(10/3)、ハングルの日(10/9)は休館アクセス:東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅より徒歩3分

シカマアキ

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