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【深知り】オリヴィア・ワイルドとジェイソン・サダイキス、親権を巡る裁判がドロ沼化

  • 2023.3.29

オリヴィア・ワイルドとジェイソン・サダイキスの親権裁判の内容が流出し、ジェイソンがオリヴィアの資金を枯渇させるための戦略を打っていた疑惑などが出ている。元カップルのドロ沼の関係を時系列で解説。(フロントロウ編集部)

2011年に交際開始、子どもを2 人もうける

2011年の春に初めて知り合ったオリヴィア・ワイルドとジェイソン・サダイキスは、その冬にデートをし始め、交際に発展。2012年の冬には一緒に住んでいることを明かし、2013年1月に婚約。2014年4月に第1子、2016年10月に第2子が誕生した。

オリヴィアは過去に米Marie Claireで、初デートについて「彼は忍耐強さ、誠実さ、優しさを持っていました。横暴な態度はまったくなかった。私は本当に恋に落ちてしまって、気持ちが溢れていました」と話していた。

そしてジェイソンも彼女への思いを口にしており、米 Modern Luxury Manhattan のインタビューで、「知っているなかで最もスイートな女性と恋に落ちるなかで、1人の人間として家に帰った感じがします」とコメント。また、米Maximでは、「美しいというのは、彼女の素晴らしい部分の5番目か6番目に過ぎません。彼女は本当に面白いんです。そして彼女がバスケットボールが大好き!みなさんが僕たちを見る時、(オリヴィアと一緒になれて)こんなに幸運な僕は彼女の弱みを何か握っていると考えるでしょう」と愛を爆発させたりしていた。

画像: 2011年に交際開始、子どもを2 人もうける

2020年に婚約解消、親権を巡る裁判が始まる

愛を育み、2人の子どもを授かったオリヴィアとジェイソンだったが、2020年に婚約を解消することに。そしてその後、親権を巡って関係はドロ沼化した。

ジェイソンとオリヴィアの子どもたちはロサンゼルスで育ったが、なぜかジェイソンは2021年に親権のための裁判をニューヨーク市家庭裁判所で起こした。彼は子どもたちとニューヨークのブルックリンに住みたいとしたが、オリヴィアはロサンゼルス州で裁判を進めたいとした。

しかし2022年8月に判事は、子どもたちの故郷はカリフォルニア州だとして、ジェイソンの訴えを退けた。米Page Sixが閲覧したレフリー弁護士とロドリゲス弁護士の署名入り裁判資料では、「パウエル判事と私レフリーは、ニューヨークは対象となる子どもたちの故郷となる州ではなく、カリフォルニアが子どもたちの故郷となる州であると合意した」と記述されている。

画像: 2020年に婚約解消、親権を巡る裁判が始まる

2022年4月 オリヴィアがイベント参加中に裁判書類が手渡される

ラスベガスで催されていたCinemaConに参加していたオリヴィアが、ステージ上で大勢の観客に向けてスピーチを行なっている最中に、ジェイソンの代理人から裁判の書類が入れられた封筒をオリヴィアに手渡される出来事が発生。

当時オリヴィアは届けられたものが裁判資料だとは知らず、「これ、私に?今?すごくミステリアスですね。今開けちゃいますよ。脚本とかですか?」と反応しながら封筒を開封し、「ああ、オッケー。わかりました」とだけ言って、もちろんそれがなんだったかは隠したままトークに戻った。

画像: 2022年4月 オリヴィアがイベント参加中に裁判書類が手渡される

この出来事について、ジェイソン側はそのような方法で渡されることになるのは「事前に知らなかった」と主張。

しかし、会場に入るためには数日前からコロナの陰性検査を受けて特定のパスを入手する必要があったため、あの出来事は事前に決められていたはずだとオリヴィアは指摘。「(仕事を)妨害しようとするのは、本当に悪質な行為です。でも、私にはやるべきことがあり、私の気は簡単には逸らせません。ただ悲しいことに、私にとってあれは意外なことではありませんでした。私があの関係を絶ったのには理由があるんです」と、ジェイソンの人間性を批判するようなコメントをした。

2022年10月 元ベビーシッターの“告発”に一時休戦

関係を解消した後、オリヴィアとジェイソンはそれぞれ新たな相手とデートや交際をしてきた。オリヴィアは、『ドント・ウォーリー・ダーリン』の撮影で知り合った俳優でミュージシャンのハリー・スタイルズと交際していたが、2022年10月に、オリヴィアとジェイソンの元子守だという人物が、英Daily Mailのインタビューでオリヴィアとハリーの関係は不倫だったと主張。

しかしこの件については、オリヴィアとジェイソンが共同で、元子守の主張を否定する声明を発表。親権での争いは一時休戦して、メディアへの“告発”で稼ごうとする元スタッフに一丸となって対抗した。

「私たちの2人の幼い子どもの元子守が、私たちについてこのような虚偽の中傷的な告発を公にしていることを知り、親として信じられないほど動揺しています。彼女の1年半におよぶ私たち、そして私たちの愛する人、親しい友人、仕事仲間への嫌がらせは残念なことに頂点に達しました。私たちは、彼女が私たち家族に執着することをやめるのを心から願いながら、子どもたちを育て、守ることに専念していきます」

2023年3月 裁判資料の内容がリーク、ジェイソンはオリヴィアを破産させるつもりだった?

そして今度は、裁判資料の内容がリークされた。米TMZや英Daily Mailがその詳細を報じている。

ジェイソンは、今年に入ってふたたび、ニューヨークで親権裁判を続けたいという訴えを提出していたが、裁判所は再度訴えを退けた。

しかしこの要請は、内容そのものではなく、オリヴィアに金銭的負担を強いる目的だったと報じられている。裁判資料によると、オリヴィアの弁護士は「ジェイソンは経済的に無駄な要請に次ぐ要請をすることが可能ですが、オリヴィアはそうではありません」としたうえで、「ジェイソンはオリヴィアに借金を背負わせるために訴訟を起こし、さらに、彼女が必要とする費用の負担を彼に求める権利をはく奪すべきだと主張することを許されるべきではない」と指摘。続けて、こう主張した。

「ジェイソンは出来ることは何でもやってみて、どれが上手くいくかを確認しているようです。カリフォルニア州ペアレンテージに留まるための請求をリクエストすることは、最新の例にすぎません」

画像: 2023年3月 裁判資料の内容がリーク、ジェイソンはオリヴィアを破産させるつもりだった?

また、資料が流出したことで、オリヴィアの資産額やその内訳が公にも判明。さらに、彼女が1カ月に使っている金額も明らかにされてしまった。一方で、ジェイソンの資産は裁判所に対しても隠されている状況だと見られる。資料によると、オリヴィアはジェイソンの資産について「自分とは比べ物にならないほど裕福」だと判断しているが、「彼が基本的な情報開示に応じることを拒否しているため、現時点では不明」だとされている。

ジェイソンはアメリカのコメディシーンで活躍してきたキャリアを持ち、1975年から続くコメディショー『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』に脚本家として起用された後、キャストとして9シーズンにわたって出演しており、トップコメディアンとして知られている。また、最近ではドラマ『テッド・ラッソ』でクリエイター兼主演を務め、本作はシーズン1もシーズン2も、その年のエミー賞最多部門受賞を記録。ジェイソンは同ドラマで、1話数千万円のギャラを手にしているとウワサされている。

一方でオリヴィアは、俳優として『トロン:レガシー』や『バビロン』、『ゴーストバスターズ アフターライフ』といった大作に出演してきたものの、主演作は多くない。また、最近では『ブックスマート』や『ドント・ウォーリー・ダーリン』を監督して、その才能が高く評価されているが、巨大予算の大作ではない。

オリヴィアはほかに、ジェイソンが共同での子育てを成功させることよりも裁判で優位になることを優先していたとも告発しており、2023年1月中旬からファミリーセラピストとのセッションが予定されていた時には、「代わりに、2023年1月10日に私が知ったのは、私がカリフォルニアでの育児のタイムスケジュールを組み立てている間に、秘密裏にジェイソンはニューヨークの児童支援の手順を進めようと画策していたということです」と話したという。

2020年に終わりを迎えた2人の関係は、その後坂道を下るように悪化し、終わりが見えない状況となっている。

(フロントロウ編集部)

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