流山本町の笹屋土蔵をリニューアル、「Cafe＆Bal蔵ごころ」がオープン

流山本町の「蔵のカフェ＋ギャラリー灯環」が移転、その跡地に今年1月、「Cafe＆Bal蔵ごころ」がオープンしました。国登録有形文化財「笹屋土蔵」の躯体はそのまま生かし、内装をリニューアル。歴史的建物の和モダンを感じられる空間で、ランチやディナーが楽しめます。初春の平日、ランチをいただきに訪れました。

築124年の歴史を感じながら「デリセレクトランチ」

懐かしさを覚える和風の内装

外観は白い壁が青空に映える土蔵。中に足を踏み入れると、太い梁や柱、窓の格子などに、古民家の落ち着きが感じられます。

デリセレクトランチ1,200円

ランチは8品のデリ（おかず）から好きな3品を選び、雑穀米とサラダとともにワンプレートで提供される「デリセレクトランチ」。私は3品に「流山産の長ネギとしらすの自家製柚子胡椒炒め」「うどと鶏肉のきんぴら」「ホタルイカと菜の花の自家製黒文字ポン酢和え」を選択しました。

お店の料理の特徴は「流山産の旬の食材や特産のみりん、こぼれ梅などを使っていること」とのことです。

こだわりのハーブティーでくつろぐ

カモミールと黒文字と生姜のブレンドティー550円（ランチセットで100円引き）

店長さんから「ハーブティーを作っている方と一緒にやっている」とお聞きし、食後にハーブティーをいただきました。

ガラス製のポットに入ったティーを砂時計と交互に見つめ――ゆったりとした時間を過ごせました。

2階はテーブル席がたくさん

ディナータイムには、店長さんの地元・鹿児島からの食材を使った料理も楽しめるそうです。

別棟の厠も魅力的なたたずまい

南流山駅徒歩1分の地には、25年営業の1号店「酒処皓太」があるとのこと。こちらでは、熊本から直送される馬刺や創作料理が味わえるそうです。