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“奇跡の52歳” 女優キム・ヘスが所信表明「映画祭は露出ドレス姿を自慢する場ではない」

  • 2023.3.28

「引退を悩んだことがある」という女優キム・ヘスの発言が話題を呼んだなか、今度は映画祭での露出ドレスに対する率直な心境を伝えた。

YouTubeチャンネル「by PDC」は3月23日、キム・ヘスがゲスト出演した動画の第2弾を公開。彼女はチャンネルのホストを務める女優ソン・ユナからのさまざまな質問に答えた。

その中でも「良い作品を選ぶ秘訣があるか」と聞かれたキム・ヘスは、「私に見る目ができたのは、ここ最近のこと」という。

そして「自分にぴったりな作品が入ってこない時代が長い。30代の頃は1人で傷ついたこともある。良いシナリオに出会うために、役者としての基本が身につくべきだった。16歳でデビューした分、演技が下手だったし、良い作品に出会うことも難しかった」と振り返った。

2006年の主演映画『タチャ イカサマ師』をその基準として挙げたキム・ヘスは、「それまではラブコメ、エロもたくさん入ってきた。この業界で私を女優として見る視線と、客観的な私の力量が検証された。当時の映画関係者たちのレビューを見ると、傷つく前に現実的で正確だった。でも頑張ったのに、どうしてこんなに厳しいの?と思った」と、当時の悩みも打ち明けている。

(画像=YouTubeチャンネル「by PDC」)

韓国最大の映画の祭典「青龍映画祭」の司会を務めるのも今年で30年目になるというキム・ヘス。

彼女は「韓国映画界の現状や、映画界のニュースが知りたくて司会役を始め、今に至る。私にとって映画祭はドレス姿を自慢する場ではなく、今年の映画を司会役として観るイベントだ。20代のある時は、苦い気持ちを味わった。(露出多めの)ドレスに集中された記事も嫌だった。私の気持ちなんて誰にも分からないとも思った」と、率直な気持ちを述べた。

(写真提供=OSEN)

実際に、青龍映画賞が開催されるたびにキム・ヘスのドレスが必ず話題に上がった。以前は露出が多い破格のドレス姿でレッドカーペットを歩いたためだ。

彼女はいつの間にか自分についたセクシーなイメージを覆すために“露出ゼロ”のドレスを着るなどし、今や優雅なイメージを持つ女優として位置付けられている。

(記事提供=OSEN)

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