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「もう限界!」夫と離婚するべきか、子どものために我慢して結婚生活を続けるべきか、それとも!?

  • 2023.3.28
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子育てと家事で忙しいのに偉そうな態度でちっとも手伝ってくれない、仕事ばかりして家庭を顧みない、義母の肩ばかりもってわたしの立場に立ってくれない……など、夫に対する不満が我慢の限界にきている方もいるでしょう。「離婚」が頭をよぎっている方もいるかもしれません。この記事では、メンタル心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、離婚を考えた時に知っておきたい3つのパターンについて、マンガで解説します!


「離婚」の二文字が毎日のように頭をよぎっては、「まだ子どもも小さいし……」と自分を抑え、でもストレスが溜まる毎日。そんな状況を脱するために、一度、真剣に離婚について考えてみるのも決して無駄ではありません。実際、離婚した場合、離婚せずに我慢して同居する場合、離婚せずに別居する場合とでは、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。実際の例をあげて考えてみましょう。

離婚を選ぶ場合

【Aさんの例】
夫との価値観の違いから離婚を決意。離婚訴訟を行い夫と離婚。現在2人の子どもをもつシングルマザー。離婚までの過程は大変だったが、離婚してよかったと思っている。

離婚を選択する場合、子どもをどちらが引き取るか、養育費をどうするかなど決定することがたくさんあり、訴訟を起こすとなると、またその手続に時間がとられ、心身ともに疲弊してしまうことがあります。けれど、最も次に進みやすくなるのもこの選択。あとがなくなるからこそ、離婚後は前を見ることに集中ができ、「すっきりした!」という声が多くあるのもこの選択です。

[メリット]
・新しい未来を築きやすい

[デメリット]
・決断をするまでに覚悟がいる
・決断をした後にも、手続きや決定しなければいけないことが多々ある

離婚せず我慢して同居する場合

【Bさんの例】
夫の浮気が止まず何度も離婚を考えるが、子どもが夫になついているため離婚に踏み切れず、また離婚はいつでもできるという思いから、離婚せず今の状況を受け入れることを選択。数年経ち、夫の浮気が落ち着いたこと、また再度浮気をしたところで自分がもう夫への恋心がないので、どうでもよくなってきたこともあり離婚しなくてよかったかなと思っている。

事態が好転、または自分の考え方が変わり、離婚しなくてよかったと思えることも多々あります。しかしながら、事態や自分の考え方が変わるかどうかはわかりません。状況を受け入れることができるまでは、つらい日々を送る可能性が高いのがこの選択です。

[メリット]
・家庭の形を壊したくないという気持ちが強い場合、体裁を保つことができる
・事態が好転した場合、家族として続けることができる

[デメリット]
・事態が好転するまで、つらい日々を我慢して過ごすことになる

離婚せず別居する場合

【Cさんの例】
「もうしない」と言っては浮気をする夫に嫌気がさし、最後通告のつもりで別居を提案。別居したてのころは、反省の色も見せていたが、結局浮気をやめないので、離婚しようと思っている。

男性に限らずのことではありますが、多くの男性は、とりあえず目の前の台風が去ってしまうことを待ち、去ってしまえば何事もなかったかのようにまた同じことをする可能性が高いです。
妻がいつも「離婚する、離婚する」と言っている家庭では、夫は「この小言を聞き過ごしていれば、またいつもの状態に戻るだろう」と高をくくっている場合があります。そのため、妻から別居を切り出されて初めて「本気だったのか!」と慌てる夫は多くいます。


離婚を覚悟で夫の本音を引き出すには有効な手段ともなりえます。ここで考えを改めてくれ、状況が好転することもありますが、一度は反省するものの、残念ながら変わらない男性がいることも事実です。一緒に過ごすのはもう無理だが、離婚せずに食費や養育費だけ入れてもらえればそれで良いと思っている人にとっては、良い選択となるでしょう。

[メリット]
・夫の本音を引き出すには有効な手段ともなりえる
・離婚をしない状況で、離婚と同じような状況をつくれる

[デメリット]
・事態が好転するまで、つらい日々を我慢して過ごすことになる場合がある

今の状況を受け入れるのも決断、離婚をするのも決断。
どんな決断にもメリット・デメリットがあり、また、どんな決断も不正解ではありません。離婚をしてもしなくても自分でも思っていなかったような未来が開けることは多々あります。つらいときに離婚について考えることは、さらにつらいことではありますが、明るい未来を信じてあなたなりの決断をしてください。


著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコ

メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。

ベビーカレンダー編集部

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