【竹橋】「美術館の春まつり」・所蔵作品展「MOMATコレクション」＠東京国立近代美術館「眺めのよい部屋」からの桜は絶景！

竹橋にある東京国立近代美術館では4月9日(日)まで「美術館の春まつり」、 5月14日(日)まで所蔵作品展「MOMATコレクション」が開催されています。

「重要文化財の秘密」とコレクションによる小企画「修復の秘密」も同時に開催されています。

東京国立近代美術館内の4階から2階が「MOMATコレクション」の展示会場となっています。

ポスターのメインビジュアルは、船田玉樹作《花の夕》です。インパクトのあるカラーがキャッチコピーの様に満面の春がこぼれそうな作品です。会場で実際に作品を鑑賞することができます。実際の作品を鑑賞するのが楽しみです。

雨がふる吉野の山に咲く満開の桜が描かれています。1914年作ですのでおよそ100年前の満開の吉野の桜を屏風絵からお花見できるのは贅沢な気分です。展示室内の鑑賞スペースは広々しており椅子の配置も適度な空間があります。畳敷きもありますので外の様にお花見気分を味わいながら鑑賞できるのは素敵ですね。

菊池芳文《小雨ふる吉野》1914年

大作の屏風絵が多く見応えのある展示スペースです。ポスターに掲載されている船田玉樹作《花の夕》も展示されています。実際の作品を鑑賞するとダイナミックでインパクトがあり印象に残る作品の一つです。

展示風景

「MOMATコレクション」では日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など13,000点を超える所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクションが展示されています。

展示風景

選りすぐりの約200点の作品は12の展示室ごとにテーマを設けて様々な切り口で紹介されています。

展示風景

館内各所には花を描いた作品があります。

展示風景

桜の時期に東京国立近代美術館を訪れた方には是非立ち寄って頂きたい場所です。

4階眺めのよい部屋

ここは遠景に丸の内のビル群を近景に、皇居とお濠を眺められる絶景スポットです。

美術館施設内の前庭にはお休み処も用意されレストラン「ラー・エ・ミクニ」によるドリンク、フードのテイクアウト販売もされています。展示開催期間中にお花見と美術館館内の花の作品も一緒に楽しまれてみては如何でしょうか。