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1位は「5万5000円」!JR武蔵野線沿線の「家賃相場が安い駅」ランキング発表 同率2位は「東所沢駅」「西浦和駅」「新八柱駅」

  • 2023.3.28
JR武蔵野線沿線の「家賃相場が安い駅」は?
JR武蔵野線沿線の「家賃相場が安い駅」は?

LIFULL(ライフル、東京都千代田区)が運営する情報サイト「LIFULL HOME’S PRESS」が、「JR武蔵野線 家賃相場が安い駅ランキング2023」を発表しました。

同率2位が3駅

対象期間は、2022年11月~2023年1月。対象駅は、JR武蔵野線の各駅(LIFULL HOME’Sの掲載物件数10件以上)。対象物件は「築40年以内」「駅徒歩15分以内」「専有面積15平米以上100平米未満」の条件に当てはまる賃貸物件です。

同率2位となったのは、「東所沢駅」(埼玉県所沢市)、「西浦和駅」(さいたま市桜区)、「新八柱駅」(千葉県松戸市)の3駅。家賃相場は5万7000円です。

「東所沢駅」は住宅街のイメージが強い駅ですが、2022年に国内最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」がオープン。それに伴い、駅舎もポップなデザインにリニューアルされ、にぎわいが生まれています。池袋駅まで乗り換え1回で約36分、東京駅まで約59分かかりますが、朝の時間帯には始発があり、座って通勤することも可能。川越街道や所沢ICにも近く、車の利便性も高い街といえます。

「西浦和駅」はさいたま市に位置する駅。同市は、0~14歳の転入超過者数が8年連続日本で一番多い街です。住民の口コミでも「ファミリーが多い」「都会的だが公園もあり、買い物なども便利」といった声があり、子育て世帯に優しい地域といえそうです。通勤通学の交通アクセスは、隣の武蔵浦和駅で乗り換えれば、池袋駅まで約33分、大宮駅まで約17分。駅前の商業施設が豊富とはいえませんが、2022年には「西浦和駅周辺まちづくり方針」が公開されており、駅前環境の整備も少しずつ進んでいくことが期待されます。

「新八柱駅」は松戸市に位置する駅。隣接する新京成電鉄の八柱駅も利用でき、東京駅まで約46分、上野駅まで約41分と、都心への通勤通学に不便のないエリアです。松戸市は「SDGs未来都市」に選ばれており、待機児童ゼロを7年連続で達成するなど、子育て施策にも力を入れています。駅周辺には、文化ホールもある広い都市公園「21世紀の森と広場」があり、ファミリーにうれしいスポットが点在。住民の口コミでも「買い物のしやすさ」「運動に適した公園や道がある」といった声が挙げられています。

そして、1位となったのは「市川大野駅」(千葉県市川市)。家賃相場は5万5000円でした。同駅がある市川市は、古くから文教地区としても知られており、住民の口コミでは「ファミリーが多い」「閑静な住宅街がある」といった声が多く寄せられているエリア。東京駅まで乗り換えなしの約37分で行ける他、千葉県屈指のターミナル駅である西船橋駅まで約8分、京成電鉄成田空港線が利用できる東松戸駅まで約2分と、近隣の駅を上手に活用すれば行動範囲が広がります。また、東京ディズニーリゾートのある舞浜駅までは約22分です。車があれば、「ショッピングプラザ鎌ヶ谷」や「イオンモール船橋」へも約20分で行けるなど、休日のレジャーや買い物にも便利なエリアといえます。

調査結果を受けて、同社は「準近郊・郊外暮らしへの関心が高まる中、ファミリーが暮らす街として注目したい沿線の一つです」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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