【ハワイ】今年で96周年を迎える「ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ」をご紹介！客室、レストラン、ホテルオリジナルグッズ情報まで！

ワイキキビーチを歩いていると、誰もが目にするあの“ピンクのホテル”。1927年創業の「ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ」は、「太平洋のピンクパレス」の愛称で親しまれるワイキキのランドマーク的存在です。今年は、久しぶりにハワイ旅行を予定している方も多いでしょうか？今回は、ホテル選びの参考に、人気の「ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ」をご紹介します！

なぜ、ピンク色の外観なの？その歴史は？

「ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ」（以下、ロイヤル ハワイアン ホテル）は、クラシックで優雅な、ハワイの名門高級ホテルです。現在ホテルがある辺りは、1万本以上のヤシの木の林があった「ヘルモア」とよばれる場所で、かつてカメハメハ大王1世の保養地でした。現在のロイヤル ハワイアン ホテルの中庭「ココナッツグローブ」では、当時を彷彿とさせるようにヤシの木が並んでいます。そしてこのピンクの外観は、開業当時からそのままです。

ではなぜ外観がピンク色かというと、創業者であるウィリアム・マトソン氏の親友夫妻がポルトガル旅行をした際に、リスボンでピンクの家を見て気に入り、自分たちの別荘をピンクに塗り替えました。そして、マトソン氏の娘がその別荘のピンクを気に入ったため、父であるマトソン氏は娘の希望に沿うようにと、ホテルの外壁をピンク色に仕上げたそうなのです。

1927年、アメリカ・サンフランシスコからホノルルまで、マトソン社の豪華客船「マロロ号」が就航したことをきっかけに、ハワイでの旅客宿泊施設として建てられたロイヤル ハワイアン ホテル。約4百万ドルが投じられ18カ月かけて6階建て400室のホテルが完成し、初年度には2万人が宿泊したといわれています。船からホテルへ到着したゲストは、フラや音楽で歓迎され、創業当時はこの中庭にある玄関が「ホテルの正面玄関」だったそうですよ。

彫刻された重厚な扉を構えるヒストリックルーム

現在はワイキキビーチが望めるオーシャンビューの客室が人気ですが、アメリカ本土からハワイまで船旅で海を見飽きてしまったということから、開業当時からあるロイヤル ハワイアン ホテルの象徴「ヒストリック・ウィング」の客室（ヒストリックルーム）の大半は、ガーデンビューとなっています。このヒストリックルームがあるロイヤル ハワイアン ホテル本館は、スパニッシュ・ムーア様式の建築を取り入れています。

ヒストリックルームの客室のドアは、ハワイ王朝の紋章が手彫りで施された重厚で立派な木製のドアです。ドアを開けると、ピンク色の壁紙が目に飛び込んできます。

室内は、広々として、高級感あふれるインテリア。窓から見える緑にも癒やされ、快適に滞在できる造りです。またデスクも備わっているので、ワーケーションにも適しています。

バスルームには、カウアイ島の大自然から生まれたオーガニックスブランド「マリエオーガニックス」のアメニティもあります（2023年3月現在）。ハンド式のシャワーというのもうれしいポイントですね。

バスローブも、もちろんピンク！イタリアの最高級リネンブランド「フレッテ」製のバスローブは肌ざわりもよくかわいいデザインで、着ているだけで幸せな気持ちに包まれます。

ホテル・イン・ホテルの特別な「マイラニタワー」

ロイヤル ハワイアン ホテルには、「ホテル・イン・ホテル」といわれる「マイラニタワー」があります。「マイラニタワー」は、上写真の右側に見える棟です（左に見えるのはシェラトン・ワイキキ）。タワーには、マイラニタワー宿泊者のみしか入れず、タワーの入館にはルームキーをかざします。

「マイラニタワー」は、嬉しいことにタワーすべてがワイキキビーチに面しているので、全室オーシャンフロントです。客室に入ると、青い海の景色が広がり誰もがテンションMaxになること間違いなし！白が基調の客室には、ピンクの枕、壁のアート、窓越しに見える海のブルーがとっても際立って、エレガントな雰囲気です。

部屋の奥にはオットマン付きのチェアがあり、波の音を感じながらゆったり本を読んだりするのにも最適です。

洗面台には青や緑のガラスタイルが使われ、とっても明るい雰囲気。アメニティはこちらも「マリエオーガニックス」のものです。バスタブ、ハンド式のシャワーに、温水洗浄便座も備わっています。

ラナイ（ベランダ）からは、ワイキキの海、ヤシの木、ビーチに並ぶカラフルなパラソルといった景色を満喫できます。ガーデンビューの景色も癒やされますが、このオーシャンフロントのビューもやっぱりはずせません…！

ラナイにあるピンクのソファーに横たわって、ぜひ美しい海を眺めてみてくださいね。

ピンクのビーチパラソルがとってもかわいいプール

ロイヤル ハワイアン ホテルは、フォトジェニックなプールも人気です。「マルラニ・プール」は、マイラニタワーから眺めると、プールの周りにあるピンクのビーチパラソルがとっても写真映え！滞在中は、ぜひ1日ゆったりプールやビーチを満喫できる日を作りたいですね。

プールサイドでは、カクテル、トロピカルフルーツ、食事もいただくことができます。

また、プールでカバナを借りる場合は1日250ドル～、ビーチにあるピンクのパラソル付きビーチチェア（パラソル1本、ビーチチェア2つ）は、1日70ドルです。

ちなみに、ロイヤル ハワイアン ホテルに宿泊の方は、お隣の「シェラトン・ワイキキ」のプール「ヘルモア・プレイグラウンド」も利用できます。「ヘルモア・プレイグラウンド」は、子ども向けプールやスライダーもあるので、お子様連れにも最適です。

「サーフラナイ」で人気の朝食を

ワイキキビーチ沿いにある「サーフラナイ」では、ぜひ朝食を楽しんでみて！人気のピンクパレスパンケーキやエッグベネディクトをはじめ、オムレツやフルーツなどアラカルトで注文できます。

ピンク色のパンケーキは、写真映えも間違いなしです。このピンク色は、生地にラズベリー、グァバが練り込まれているからなのです！5段重ねのパンケーキは、もっちりとした食感。ラズベリーを添えてかわいらしく盛り付けてあり、ココナッツフレークとメープルシロップ、ハウピアソースをかけると甘くてとってもおいしい...！

クラシックスタイルをはじめ、ショートリブ、アボガドトマトのエッグベネディクトもあります。
※2023年3月現在、朝食はアラカルトのみ、ビュッフェは提供されていません。

今年で70周年、長年愛される「マイタイバー」

ランチからディナーまでオープンしている「マイタイバー」。言わずと知れたトロピカルカクテル「マイタイ」を世界に広めた老舗バーで、なんと今年で70周年を迎えています。ランチ、ディナーともにメニューは同じ。最近は、「サーフラナイ」の人気メニュー「ピンクパレスパンケーキ」を、ランチでもディナーでも、「マイタイバー」でもいただけるんですよ。

アヒポケ丼やショートリブのロコモコ丼、ハンバーガー、サラダ、デザートなど食事のメニューも豊富。

ハワイの定番、ガーリックシュリンプもとってもおしゃれです。クリーミーなソースに、ぷりぷりの海老の組み合わせは最高です。

「マイタイバー」に来たら、もちろんマイタイもぜひ頼んでくださいね。お酒が苦手な方は、アルコールなしのモクテルのマイタイを注文することもできます。

「ロイヤル ハワイアン ベーカリー」でスイーツ＆グッズをゲット

ロイヤル ハワイアン ホテルの中庭から入ると、お茶やスイーツ、デニッシュなどを楽しめる「ロイヤル ハワイアン ベーカリー」があります。朝6時から正午までオープンしていて、朝活にもぴったり。

人気のバナナブレッドは、ロイヤル ハワイアン ホテルに宿泊すると、1滞在につき1袋（3個入り）いただけます。

ほかにも、ピンク色のクロワッサンやドーナッツ、ピンクスノーボールなどの商品があり、どれにするか迷ってしまうほどです。

ベーカリーではホテルのロゴグッズをはじめ、おみやげにぴったりなパンケーキミックス、マカデミアナッツ、クッキーなども販売しています。ピンク色のパッケージやデザインがとっても大人かわいい！大人気のピンクのタンブラーをはじめ、どれもここでしか買えないアイテムばかりです。

ロイヤル ハワイアン ホテル本館が描かれたボックスに入ったマカデミアバタークッキーは、クラシックなデザインが素敵です。

ほかにも、ロイヤル ハワイアン ホテルとキティーちゃんのコラボ商品やTシャツ、そしてトートバッグもあります。このトートバックは、内側が防水加工されているので、ビーチやプールで濡れたタオルや水着を入れることもできます。また、クーラーバッグになっているので、お買物にもぴったり！外側には大きなポケットもついていて使い勝手も抜群です。

ピンクパレスのロゴグッズを購入できる公式ロゴショップ「TRHインスパイアード」

ロイヤル ハワイアン ホテルのロゴグッズを購入するなら、ホテルの公式ロゴショップ「TRHインスパイアード」へ。店内で一番目立っていたのが、レイをつけたピンクのクマのぬいぐるみ（中央にある特大サイズは残念ながら展示のみ）。大小とサイズ展開があります。ホヌ（カメ）のぬいぐるみもありますよ。

客室にあるイタリアの最高級リネンブランド「フレッテ」製のピンクのバスローブや、タオル、バッグ、ポーチ、カード、アート、香水などの商品も、すべてピンクであふれています。

タンブラー、ウォーターボトル、カードセットなどもありました。かわいいピンク色のグッズを日常使いすれば、きっとロイヤル ハワイアン ホテルの素敵な思い出がよみがえります。

ワイキキで唯一のガーデンスパ「アバサスパ」でリラックス

中庭の脇にひっそりと、ロイヤル ハワイアン ホテルのスパ「アバサスパ」の入口があります。「アバサスパ」は、ワイキキで唯一というガーデンスパ。日本語を話せるスタッフがいるので、安心してプラン選びやチェックインができます。

見てください！ワイキキの中心でありながら、緑あふれる中庭でスパを受けられるのです。優雅な気分に浸れること間違いなし…！

カバナの中では小鳥のさえずりを聴きながら、心地よい風の中で施術を受けられます。スパのメニューはたくさんありますが、迷った時にはシグネチャーメニューである、ハワイの伝統的な「ロミロミ」と東洋のマッサージ「指圧」を融合した「アバサ・ハーモニー・マッサージ」50分180ドル（州税、サービス料別）がオススメです。

アバサスパのプロダクトもぜひチェック！「アバサスパ」オリジナルの高性能保湿美容マスクをはじめ、タマヌオイルやボディウォッシュなど多数の商品があり、おみやげにもぴったりです。

憧れのピンクパレス！困った時にはLINEで日本語サービスも受けられる

ロイヤル ハワイアン ホテルでは、滞在中に、日本語対応のスタッフと直接コミュニケーションができる「LINE」サービスを導入しています。チェックイン時にQRコードから友達追加をすると、午前９時から午後５時まで日本語スタッフと連絡が取れるそう。何かあった際にも便利ですね。

憧れのピンクパレスは、伝統と最新サービスが整ったラグジュアリーホテルです。女子旅、ウェディングやハネムーンで、彼と、ご家族と、おひとりさまで…。きっと最高のホリデーを過ごせるはず！

■ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ
住所：2259 Kalakaua Ave.
TEL：808-923-7311
チェックイン：15時～
チェックアウト：～12時
【室料詳細】：ヒストリックルーム409ドル～、マイラニタワー664ドル～（州税・オアフ島宿泊税 計17.962％別）、リゾートフィー42ドル（税別）
URL：https://www.royal-hawaiian.jp/

Text：宮本紗絵
Photo：宮本紗絵、The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort, Waikiki

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