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ディズニー映画のモアナ役俳優、顔面に“ビンタの跡”があった理由は?

  • 2023.3.27

ディズニー映画『モアナと伝説の海』で主人公モアナ役を務めたアウリィ・カルバーリョが、ドラマ『The Power』のプレミアに参加。その時アウウイの顔面には手形が。この手形の意味とは?(フロントロウ編集部)

アウリィ・カルバーリョが『The Power』のプレミアに出席

2016年の映画『モアナと伝説の海』で主人公モアナ・ワイアリキの声を務め、米ABCで放送されたミュージカル『ザ・リトル・マーメイド・ライブ!』ではアリエル役を務めたアウリィ・カルバーリョは、アマゾン・プライム・ビデオで配信されるドラマ『The Power』に出演。

『The Power』は、女性のエンパワーメントがテーマとなっており、アウリィは世界中から集まった10代の少女たちのグループの一員として、突然、人を自由に感電させる力を身につけるジョスという役を演じる。新しい現実を生きる中で、10代の少女たちは、世界のパワーバランスを変えるために、新たに発見した力を受け入れ始めまるというストーリー。

今回『The Power』の配信に先駆け、ニューヨークでプレミアが開催されたのだが、そこに登場したアウリィの顔に注目が集まった。

画像1: アウリィ・カルバーリョが『The Power』のプレミアに出席

紫と緑のビーズのディテールが美しいナイーム・カーン(Naeem Khan)のドレスを着用して登場したアウリィの顔には、まるでビンタされたような真っ赤な手形が。

画像2: アウリィ・カルバーリョが『The Power』のプレミアに出席

全世界が注目するプレミアで、顔に手形をつけてきたのは、世界最大の国際人権NGOであるアムネスティ・インターナショナルのNo More Stolen Sistersという運動を支援するためだった。

アムネスティ・インターナショナルの報告書によると、カナダの先住民の女性や少女は、他の女性に比べて何らかの暴力を受ける可能性が少なくとも3倍高く、また殺害される可能性も少なくとも6倍高いとされているが、この問題の深刻さは過小評価されたり、完全に無視されたりしているのが実態。

そのためアウリィは先住民女性に対する差別と暴力に少しでも注目してもらうためにプレミアでNoMore Stolen Sistersのシンボルである赤い手形を顔に描いて、「今日の私はNo MoreStolen のシスターたちを代表するとともに、殺害された女性や先住民の女性たちに スポットライトを当てています」とEntertainment Tonightに明かした。

さらにアウリィは「幸運にも『The Power』の撮影がバンクーバーで行われ、先住民にまつわるモニュメントをたくさん見かけました。女性のエンパワーメントに基づいたドラマに携われることにとても感謝しています」と語った。(フロントロウ編集部)

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