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ママたちが明かす胸の内|夜泣きに泣かされて

  • 2023.3.27

人見知りのぽぽさんは、初めて市役所主催のママ同士が集まる交流の場に参加することにしました。人に話すことで気持ちが落ち着くことってありませんか?息子さんの夜泣きに悩まされ、育児に孤独と疲れを感じていたぽぽさんにとってこの会はいい方向に導いてくれるのでしょうか。ぽぽ。(@popo_baby0104)さんが育児の実体験を描いたエピソード漫画をごらんください。

お母さんのお話会は3つのルールつきでした。1つ目は、ここでの話を口外しないこと。2つ目は聞いている話を遮ったり、否定しないこと。3つ目は聞いているだけでもよいが、先の2つの約束を守ること。

こうして始まったお話会は、和気あいあいと育児の苦労を語る場というわけではなく、もっと重たい内容の話でした。1人目もママは、夫のハラスメントに悩み、家をでるという決断をした話でした。

1人目に続き2人目の橋本さんも、義母による嫌がらせで心を痛めていました。話すだけでも涙してしまう2人は本当につらい日々を過ごしているのですね。

簡単に解決できない話が続きました。次はぽぽさんの番です。胸の内を吐き出すことはできるのでしょうか。

産後の心の不調は1人で抱えないで

ぽぽ。さんのように産後、子育ての悩みからうつ状態になったり、心身に異変が出たりする方はいるでしょう。そんなとき、自分の心の声に耳をかたむけられていますか?

つい「私のことは後でいい」「みんな疲れているから言い出しにくい」と思ってしまうかもしれませんが、相談・受診をちゅうちょする必要はありません。

親になったからといって無敵になるわけではないのですから、忙しさや疲れで体調を崩すのは当然。そしてそのケアも当たり前に必要なのです。身近につらさを打ち明けられる相手がいるなら、抱え込まずに打ち明けましょう。

ぽぽ。さんのように身近な家族に言いにくいときには、産後の女性のケアをしてくれる自治体や民間の窓口を頼ったり、病院に相談したりする手もあります。厚生労働省は24時間悩み相談を受け付ける相談窓口などを紹介するウェブサイト「まもろうよ こころ」を開設しています。電話のほか、SNSでも相談できる窓口があります。

あなたにとって子どもや家族が大切な存在であるように、子どもや家族にとってもあなたは大切な存在です。自分をねぎらい、ケアすることにちゅうちょせず、自分自身を大切にしてくださいね。本作『夜泣きに泣かされて』はKindle版書籍で読むこともできます。(kindle版を読む方法は、著者・ぽぽ。さんのインスタグラムで紹介されています)

著者:ume

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