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「パパね、ママといるの嫌なんだって」息子に言ってしまった|無職の夫に捨てられました

  • 2023.3.27

結婚10年で無職の夫に離婚を宣言された黒田カナコさん。これまでも何度かあった離婚危機ですが、翌日には元通りの夫にそれほど本気にしていませんでした。しかし、今回は明後日には引越すと本気の様子。無職になったのは今回が初めてではなく、過去にも何度か無職の期間がありました。ぶつかり合い、話し合いながら夫婦の絆を深めてきたと思っていたカナコさんでしたが、苦労して見つけた仕事を次を探すことなくあっさりと辞めてしまう夫にカナコさんは諦めの気持ちが芽生えてきます。この記事では、黒田カナコさんによる漫画作品『無職の夫に捨てられました』電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『無職の夫に捨てられました』から一部抜粋・編集しました。

息子が小学校入学のタイミングで仕事を辞めたいと言い出した夫。苦労して見つけた仕事を何とかして続けてほしいと粘るカナコさんでしたが、夫の気持ちはすでに決まっており聞き入れてもらえませんでした。さらにせっかく再就職した先でも正規雇用してもらえず。カナコさんが次の職場を提案しても夫は「こっちはこっちで考えてる」と言いイライラした様子を見せます。

言い争いの後は実家の母から「アンタの夫が離婚するって来たんだけど」という電話が。いきなりの離婚話にカナコさんの両親はさぞ驚いたでしょう。息子に離婚のことを聞かれ、つい平たい言葉で説明をしたカナコさん。息子は「3人一緒がいい。仲直りして」と涙ながらに訴えます。

カナコさんはすっかり自信をなくし、夫への信頼も失っていました。結婚生活を続けることに大きな不安を抱えてしまったようです。

信頼を失うのは一瞬

息子に「離婚をしないで」と言われたことで夫の気持ちは揺らぎ、離婚はなくなりました。しかし、離婚を撤回したからといってこれまでの言葉や行動が帳消しになるわけではありません。カナコさんはすっかり夫への信頼をなくしてしまいました。

夫が無職になっても責めることなく、就職活動をするのを見守っていたカナコさん。その信じていた気持ちを裏切り、両親や息子も巻き込んで離婚すると騒いだ夫をこれからも信じるというのはとても難しいでしょう。

夫婦とはいえ、相手への信頼を失うのは小さなことの積み重ねやほんの一瞬のできごと。夫婦だから何でも許されるわけではありません。自身の言動で相手がどれだけ傷つくか…。結婚生活がどんなに長くなっても思いやることを忘れずにいたいですね。

『無職の夫に捨てられました』電子書籍も発売中

無職の夫に捨てられました【電子書籍】[ 黒田 カナコ ]
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¥1,100〜(楽天市場)

著者:黒田カナコ 出版:KADOKAWA

ある日突然、夫に離婚を言い渡された! しかも夫は無職なのだ。にもかかわらず、息子や義両親のことを顧みない旦那の態度に、とうとう離婚を受け入れる覚悟を決める…!

ある日突然、夫に離婚を言い渡される主人公。しかも夫は無職。さらに一度や二度ではなく三度目の無職だったのだ。息子や義両親のことを顧みない旦那の態度に、とうとう離婚を受け入れる覚悟を決める…!

著者:黒田カナコ
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著者:こびと

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