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山下美夢有と古江彩佳、吉本ひかる。今、勢いに乗るプロは?わたしたちの推しプロ大調査【有村智恵プロの推しは?】

  • 2023.3.27

女子ツアーはすでに開幕、国内男子ツアーは3月30日から開幕しますが、プロゴルフツアー観戦をより楽しむために皆さんが推しているプロをリサーチ。今季も推し活で忙しくなりそうです。

吉田優利、菅沼菜々、岩井明愛……。2023年国内男女ツアーがもっと面白くなる!わたしたちの推しプロ大調査【有村智恵プロの推しは?】

◆知ってた!?年間賞金総額は史上初50億超

22年は、最年少年間女王に輝いた山下美夢有ら若手の活躍だけでなく上田桃子などベテラン勢の強さ、藤田さいき、金田久美子のともに11年ぶりとなる復活Vも大きな話題になりました。「本当に面白かったです! 若い選手と先輩選手が互いに刺激し合い、ファンの方も熱心に応援してくれました」(有村智恵プロ・以下同)。

23年は昨年同様38試合が行われますが、年間賞金総額はステップ・アップ・ツアー、レジェンズツアー、新人戦を合わせて史上初の50億円超に。「1年を戦い抜くには、相当な体力と精神力が必要です。だからこそ自分と対話し、ゴルフ人生を楽しみながら試合に臨んでほしいですね」。有村プロは23年、妊活を最優先すると宣言、世の女性たちに勇気を与えてくれました。今までとは見える景色が変わるからこそ、推し活にも一層熱が入りそうです。

有村智恵プロ/プロフィール

1987年生まれ、熊本県出身。2008年プロミスレディスでツアー初優勝、12年日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯、18年サマンサタバサ ガールズコレクションなど 通算14勝。所属フリー

Q.2022年、アッパレだったプロは?

A.プレッシャーはない!?体もメンタルもタフな山下美夢有と古江彩佳

山下は11月の伊藤園レディスで年間女王が決まり、女子最終戦でも優勝。「あれは勢いではなく、女王の重みを自覚しながらのプレーだったはずです」。古江に関しては、「米ツアー初年度で大変なはずなのに、現地のキャディをつけて初優勝。帰国後は所属先主催の富士通レディースで連覇。本当にタフです」

推しプロ【1】山下美夢有 Miyuu Yamashita

2001年生まれ、大阪府出身。21年KKT杯バンテリンレディスで初優勝。22年は5勝を挙げ、史上最年少の年間女王に。趣味はカラオケ。加賀電子所属

推しプロ【2】古江彩佳 Ayaka Furue

2000年生まれ、兵庫県出身。19年富士通レディースでアマ優勝を果たしプロ転向。通算8勝。22年スコットランド女子オープンで米ツアー初優勝。富士通所属

Q.個人的に目が離せない推しは?

A.菅沼菜々のやさしさに胸キュン(“ファン”です♪)&スランプ中でもゴルフに真摯に向き合う吉本ひかる

有村プロは昨年から妊活を始めていて、ゴルフ場でもいまいち元気が出ない日があったとか。「そんな私を気遣ってか、菜々ちゃんは翌週会ったときに“あったかグッズ”をくれたんです。そのグッズを見るたびに、菜々ちゃんを思い出しますね(笑)」

吉本プロは、「最近は予選落ちなど苦戦しているようですが、ツラい素振りは一切見せず、一生懸命練習に打ち込む姿がもう…」。しかし、昨年のNEC軽井沢72では優勝争いに食い込み、結果2位タイに。「いい方向にいっていると思うので。応援しています!」

推しプロ【3】菅沼菜々 Suganuma Nana

2000年生まれ、東京都出身。22年リゾートトラストレディス、スタンレーレディスホンダで2位タイ。趣味は住宅展示場に行くこと。あいおいニッセイ同和損保所属

推しプロ【4】吉本ひかる Hikaru Yoshimoto

1999年生まれ、滋賀県出身。2017年にプロ入りし、同年のステップ・アップ・ツアー日台交流うどん県レディースで初優勝。マイナビ所属

Q.「おしゃれ番長だ!」と思うプロは?

A.私服もおしゃれで間違いなく女王格。上田桃子

「着てくるものが毎回違って、今日は何着てくるんだろうって楽しみ。もう、おしゃれじゃない日がないです」。有村プロのファッションも、上田のアドバイスで変わってきたとか。

推しプロ【5】上田桃子 Momoko Ueda

1986年生まれ、熊本県出身。2022年富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで通算17勝目を達成。趣味は音楽鑑賞とショッピング。ZOZO所属

◆有村プロは“コース映え”を重視

ゴルフ場では蛍光色とか原色とか、ちょっと非日常的なウェアが着られるのも楽しみのひとつ。私服も全身真っ黒とかではなく、どこかに差し色を加えたいですね」。写真は有村プロと原江里菜プロが発起人となり昨年開催した、30歳以上の女子プロゴルファーによるペアマッチ『KURE Lady Go Cup』での1枚。皆さんカラフルでイイ感じです

Q.ギャップ萌えのプロは?

A.試合中とのあまりのギャップに虜になった鈴木 愛

試合のときはザ・鬼集中ですが、実はとても人懐っこくて気遣いができるタイプという鈴木。「プライベートでご飯に行くと、ずっとニコニコして話を聞いてくれて、めちゃくちゃ女の子です(笑)。ザ・乙女。すごく可愛いらしいんですッ」とべた惚れ。

推しプロ【6】鈴木 愛 Ai Suzuki

1994年生まれ、徳島県出身。2014年日本女子プロ選手権でプロ初優勝、17年・19年の賞金女王に。21年資生堂レディスで17勝目。セールスフォース所属

A.もうひとりは言えないことは多いけれど…(汗)上田桃子

有村プロ曰く、「試合とプライベートが一番違うのは、桃子先輩です」とキッパリ。「試合中は話しかけづらい雰囲気ですが、プライベートではちょっと抜けてるところが多めの可愛い先輩です。エピソード? いや〜ここでは言えません(笑)」

※選手名、一部敬称略 ※記事内の解説は2023年1月末の取材に基づいています

Regina2023春号より転載 撮影/武重 到、鈴木 祥、Getty Images エディター/相田英子

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