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ついイライラ! ママが「正反対な性格の娘」と接するコツ

  • 2015.11.29
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【ママからのご相談】

性格の合わない私と娘についての相談です。娘はまだ5歳ですが、私とは正反対の性格の持ち主です。彼女の行動には毎日びっくりさせられ、その言動にほとほと疲れてしまう毎日です。 自分の子とは思えないときもあります。もちろん、腹が立つこともしばしばです。

このような場合、子どもとどう接したらよいのでしょうか?

●A. 子どもはどんなことをしたって、かわいいもの……と思うようにしてみましょう。

はじめまして。こんにちは。藤じゅんです。

女の子のお子さんを持ち、同じような悩みでツラい思いをしていらっしゃる方が私の周りにも案外いらっしゃいます。そのようなママたちはどうやら、

「私が子どものころはそんなこと、絶対にしなかった」

「私が子どものころは親にそんな口の利き方をしなかった」

「私が子どものころは親に迷惑をかけたりしなかった」

「私が子どものころはそんなに遊んでばかりいないで、もっと勉強していた」

などと、ご自身の子どものころの心境と比べている方が多いような気がします。

もちろん、子育てはご自分の幼少期のことを土台にされているのかもしれません。また、現在のご自分の性格と対比している方もいらっしゃることでしょう……。これは、どうしたらお子さんの性格や言動を変えられるかというより、自分にないお子さんの性格を認め、受け入れることで気持ちが楽になることが多いのではないでしょうか……。

そして、「この子はどんな性格であれ、かわいいんだ!」とご自分に言い聞かせてみるようにしてください。

●ママとお子さんの性格が正反対であることのメリットもあるのでは?

ここでは、女の子のお子さんにフォーカスを当てて考えてみたいと思います。お子さんとの性格不一致は悩みが尽きないことが多いように思われますが、見方を変えると意外にそのメリットがみえてくるかもしれません。

例えば、ママの気持ちが沈みがちなとき、お子さんが楽しそうにケラケラ笑っていたらどうでしょう。「どうして、ママを慰めてくれないの?」と腹が立ちますか? 一緒に沈みがちな気持ちを共有してくれないのとがっかりしてしまいますか?

いえいえ、そうではなくて、子どもの笑い声で自分のマイナス部分を吹き飛ばしてしまえばよいのです。

また、慎重なママに対して、思ったらすぐに行動して失敗するお子さんや、めったに怒らないお母さんvsすぐにけんかをして怒ったり泣いたりするお子さん……。

こんな場合も前者はお子さんから失敗から学んだことを聞いてみたり、後者は、感情を表せることができてよかったと思うようにしたほうがよさそうです(子どものころの怒りや悲しみを心の内にしまい込み成長すると、大人になってから、良くない形で現れる場合もあるかもしれないからです)。

●女の子の成長でよしとすることは?

性格の不一致でご苦労が多いかもしれませんが上記のように、見方を変えてとらえ、ご自身の気持ちを落ち着かせることは、ママにとっての助けになるのではないでしょうか?

男女平等の世の中ですが、女性と男性の身体的な違いや脳の仕組みまで平等にすることはできません。女の子は命をつなげてくれる“国の宝”です。と教育環境設定コンサルタントである松永暢史氏はおっしゃっています。

これは、子どもを産み育てることだけではありません。仕事での能力を次世代につなげることも該当するのではないでしょうか……。性格の違いに悩まれず、次の世代につなげるさまざまな分野で生きる力のある女の子を一緒に育ててみませんか?

ご参考になると、うれしく思います。

【参考文献】

・『女の子を伸ばす母親は、ここが違う!』松永暢史・著

●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

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