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洗濯がラクになりました!片付けのプロが実践する「洗濯機周り収納のコツ」

  • 2023.3.26

洗濯機周りに置きたいアイテムは、かさばるものが意外と多いもの。洗剤やハンガーなど、ランドリー用品の収納場所にお困りの方もいるのではないでしょうか? 今回は、整理収納アドバイザーの筆者が、洗濯機周りがきれいに見える収納術や、収納に役立つランドリーラックの活用法をご紹介します。

1.ランドリーラックで収納力アップ!

洗濯機周辺をスッキリさせるためには、ランドリーラックを取り入れるのがおすすめです。洗濯機の上のスペースを利用して、手の届きやすい位置にものを配置してみましょう。

筆者宅では、年始に洗濯機を買い替えたタイミングで新しいランドリーラックを購入。洗濯機がすでに置かれた状態だと、ランドリーラックを後から設置するのが難しいこともあります。できれば、引っ越しや洗濯機の買い替えのタイミングで購入を検討すると良いでしょう。

中には洗濯機を動かさずに後から設置できるタイプのものもあるので、ぜひ探してみてください。また、購入時には組み立てや設置の手順をよく確認することが大切です。

2.ランドリーラックを選ぶときは洗濯機の高さに注意

筆者宅では、縦型の洗濯機を購入しました。洗濯機は、説明書に載っている外形寸法だけでなく、フタを開けたときの高さも測っておくことが重要です。

例えば、筆者宅の洗濯機の場合、取扱説明書では高さ1071mmと記載されていますが、メーカーの公式サイトを見ると、フタを開けた状態の高さ(フタを折りたたんだ状態)は1267mmとなっています。

開けた状態では高さが20cm近くも違うため、外形寸法に合わせてラックを購入すると、フタとぶつかって使いにくい場合があります。フタを開けても高さが十分足りているか、上の棚板は可動式かどうかなど、購入前にしっかり確認しておきましょう。

3.ブックスタンドでハンガーをきれいに収納

ラックの棚部分は、ハンガー収納のためにアクリル製の仕切り付きブックスタンドを活用。ハンガーを立てて収納しても倒れにくいように工夫しています。

4.ハンガーバー付きなら干すのがラクラク

洗濯ばさみがたくさん付いたピンチハンガーの収納場所も悩みがちですよね。ランドリーラックにハンガーバーが付いているものを選べば、バーにかけて収納できるのでとても便利です。

筆者宅では、洗濯物を干すときはハンガーバーにかけたままピンチハンガーを広げて、洗濯機から直接干しています。ベランダに出てからピンチハンガーに干すよりも、少ない動作で素早く干せるので時短にもなります。

5.洗濯ネットはざっくり収納

洗濯ネットは、マグネットタイプの小物入れを洗濯機の側面に設置して投げ入れるだけの“ざっくり収納”にしています。ケースを少しだけ手前に向けて斜めに設置すると、入れる動作がラクになりますよ。

小物入れは洗濯機が揺れてもしっかりと固定できるよう、強力なマグネット付きのものを選びましょう。

6.バスタオルハンガーを取り付けておくと便利!

洗濯機に設置しておくのにおすすめのアイテムは、バスタオルハンガーです。筆者宅では、『山崎実業』の「マグネット伸縮洗濯機バスタオルハンガー タワー」を設置しています。

バスタオルハンガーという名前ですが、バスタオルを干すのではなく、手洗い後のハンドタオルを干したり、洗濯機の糸くずフィルターを乾かす棚として使っています。筆者宅では、付けっぱなしでも邪魔にならない奥行きのバスタオルハンガーを選びました。

糸くずフィルターの掃除を長期間怠ってしまうと、洗濯槽のカビや臭いの原因になることがあります。洗った後にどこに干すか悩みがちな糸くずフィルターは、初めから干す定位置を決めておくことで、毎日こまめに掃除する習慣が身につきました。

ランドリーラックを活用して洗濯機周りを整えよう

洗濯機周りは、全体を白いアイテムでそろえるとより清潔感があり、美しい収納が目指せます。

また、プラスチック製のハンガーは、外干しをくり返すうちにハンガーが劣化して割れたり変色したりするものも出てきます。思いきって白いものやステンレス製に買い替えると、見た目もスッキリとした印象になりますよ。

これから暖かくなって衣替えなどで洗濯物も増える季節。洗濯機周りの収納を見直す際の参考になるとうれしいです。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

文/のぞみ

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