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気づいたときには手遅れ。窓から見知らぬ男に侵入された話

  • 2023.3.26
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以前、1人暮らしをしていたイラストレーターのオキエイコ(@soroe.handmade)さん。仕事を終え、自宅に帰ったときのことです。夜、換気のため窓を開けたまま、電話でのおしゃべりに夢中になっていました。気づくと、窓から見知らぬ男が侵入してきていました…。『知らない人が家に入ってきた話』全12話を、ダイジェスト版でごらんください。

想定外だった…窓から人が入ってくるなんて

たったの10分、換気のために窓を開けていたエイコさん。わずかな時間の隙に、窓から見知らぬ男が侵入してきました。しかも、手には刃物を持っています。

突然のできごとに、エイコさんは事態を把握しきれません。

とっさのときの対応

大声で叫んだエイコさん。しかし、犯人を刺激してしまったのか、持っていた刃物を振り下ろされてしまいます。

エイコさんの安否は…。

気づいたら反撃していた

犯人の気をそらし、逃げるチャンスがあったにもかかわらず、反撃態勢に入ってしまったエイコさん。あまりの恐怖に冷静でいられなかったのかもしれません。

たった10分、窓を開けていた間に侵入されてしまったエイコさん。自宅に帰るとホッとして、無防備になってしまいますよね。しかも、まさか自宅で被害にあってしまうなんて…。改めて、自宅の防犯を見直したいと感じるお話です。

著者:オキエイコさんのコメント

『知らない人が家に入ってきた話』の著者であるオキエイコさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

「お恥ずかしながらあの事件の1秒前までは、自分がこんな事件に巻き込まれるなんて考えた事もありませんでした。

でもそれはきっと、この文を読んでくださっている皆さんの多くにとってもそうだと思います。まさに1秒後、あなたのその後ろの窓から変質者が入ってくるなんて、想像できますか?そのくらい『事件』は突然やってきました。

性被害は人に相談しにくく、相談された側もどう応えていいのか回答が難しい。『なかったこと』にされることも少なくないと思います。

だからこそ、声をあげてもいいことを伝えたくてこの漫画を描きました。人に伝えたい、というより、自分自身に言い聞かせたいという側面が強かったです。

老若男女関係なく、被害者にも加害者にもなってしまう可能性がある性被害。なので誰が読んでも読みやすく重くなりすぎず、でも伝えたいことが伝わる漫画を心がけました。性被害に興味のない層の方にも読んでいただき、社会全体でアンテナを張っていただけたらと思い描かせていただきました。」

この漫画は犯罪被害体験談を紹介したものです。このような被害に遭っている、あるいは遭った経験のある方のために、内閣府の男女共同参画局では『性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター』を設置しています。

自治体によってはこのほかにも犯罪被害者支援センターを設けている場合があります。必要に応じて相談をご検討ください。

著者:ももこ

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