【九段下】お濠沿いの桜を眺めつつ平日3時間の超穴場？「九段食堂」で産直オーガニック野菜ランチ♪

九段下駅4番出口から徒歩1分。リニューアルしたレトロモダンな「九段会館テラス」内で、全国の農家から直送されるオーガニック食材を使ったランチがお濠沿いのテラスに囲まれた快適空間でいただける「九段食堂」に遭遇。 オフィスワーカー以外の一般客も楽しめる3時間だけのランチスポットの心地よさとは？

店の外側を取り巻くテラスからもお濠沿いの桜が楽しめます

一般来場者にも開放されている公益食堂

少し前、5階のカフェでアフタヌーンティーをいただいた時に、ランチ時間のみ開かれた食堂も気になっていました。地下1階、株式会社モノサス「MONOSUS 社食研」か運営する 「九段食堂KUDAN-SHOKUDO for the Public Good」です。

ビル入居者は特別価格で利用可能ですが、一般来場者も気軽に利用できることを知り、後日伺ってみました。 ゆったりとした空間で仕事仲間と一緒にストレスフリーでランチを囲んでコミュニケーションを楽しめるというコンセプトも素敵ですよね？おひとりさまでしたが自宅並みにくつろいで、心と体にいいランチをいただきました。

入り口で日々変わるメニューをチェックして、券売機でチケットを購入。社食・学食のようにカウンターでランチを受け取ってトレイで席へ運びます。飲料水は所定の位置で冷水や常温水など選べる配慮も◎。 ビル内のワーカーの方々がほとんどですが、九段下エリアは有名な桜見物エリアということもあり、散歩途中のご夫婦や花見客も立ち寄られています。

産直野菜を使ったウェルビーイングなランチを

日本の小さな農家のオーガニックな産直食材を中心に使用していて、持続的な“農“と都心で働く人たちを食でつなぐ公益食堂。 栄養バランスのいい定食メニューやボリューミーな産直サラダボウル、丼ボウル、季節のカレーなど、カロリー・塩分・栄養素が見える化されたウィルビーイングなランチを囲んで楽しめるランチタイムは平日11時から14時の3時間のみです。

ワーカーズ定食、この日はチキンの揚げ煮（ビルワーカー880円、一般980円）

初ランチはもっともリーズナブルな1000円以下のワーカーズ定食「チキンの揚げ煮」（980円）を食べてみました。 新鮮な野菜は味わい濃く食感も良く、チキンも食べ応え十分です。人参のグラッセがほんのり優しい甘さで本当に美味しかった。近くにあれば定期的に通いたい！ メニューの内容説明や今後のメニュー展開は入り口でもチェックできます。

Vサラダ”黒千石大豆のファラフェルサラダ”

先日はタンパク質に特化したヴィーガンメニューのVサラダ「黒千石豆のファラフェルサラダ、ピーナツバタードレッシング」（ビルワーカー1100円、一般1200円）を。かなり大盛りです。ピーナツバター風味のドレッシングが若干少なめかな？と思いつつ食べ進めていくと、徐々に野菜全体がよく混ざり合い、程よい酸味とコクに大満足。

バラエティに富んだこだわり野菜が使われています

生玉ねぎかと思ったものはマリネしてあって新鮮でサクサク。 ファラフェル（中東のひよこ豆コロッケ？）のカリッとした揚げ物食感が食欲を刺激し、選び抜かれたバラエティ豊かで新鮮な野菜をバランスよくたっぷり食べきることができました。

花見時期はテーブルや椅子が片付けられていて、一方通行になっています

新旧融合のレトロモダンな空間も楽しんで

登録有形文化財建造物である旧九段会館の一部を保存・復原しつつ、地上17階建ての最新のテクノロジーで建て替えられたオフィス新築部とともにレトロモダンに生まれ変わった新しい九段会館テラス。

“軍人会館”として1934年に竣工し、終戦後にはGHQに接収されたのち、1957年にレストラン・結婚式場として再開業した旧九段会館の歴史やその当時の雰囲気を身近に感じながらも最新テクノロジーに守られている安心感があります。

地下1階のお濠を臨むラウンジには、「九段食堂」のほかに隣接するカフェ「Business-Airport Cafe」がありました。 九段食堂の3時間の営業時間が終わった後も、JASオーガニック認定焙煎所で焙煎された安心安全なスペシャルティコーヒーとワンハンドで食べられる焼き菓子などが気軽に楽しめます

Business-Airport Cafe入り口、奥が九段食堂です

1階部分コワーキングスペースのビジネスエアポートの一部だそうですが、地下1階カフェは、会員以外でも利用可能だと知り今回初の入店です。 武道館の近くということもあり、超穴場カフェとして今後も利用できそうです。

可愛いイラスト！帰り際に気がつきました。こういう気遣いが嬉しい♪

（追記）桜の開花後に立ち寄ってみました！

外のテーブは片付けられていますが、桜を眺めながら大きな穴子が乗った穴子丼をいただくことができました

今年は桜の開花が早まったため、用事ついでに立ち寄ってみました。その日は大学の卒業式もあったようで駅は大混雑していましたが、九段会館に近い４番出口は比較的空いているのです。お堀沿いのテラス席のテーブルと椅子は片付けられていましたが、予約せずに、窓際の席が確保できました。

テラスから桜と武道館が見えるのです

時間はなかったのですが、桜を眺めながら食事を楽しむことができました。しかもその日の丼メニューは穴子丼（850円！）。肉厚で外はサクッと中はふわっとした穴子の大きめな天ぷらがゴロゴロ。素晴らしいコスパです！

５階のVMGカフェは予約で満席のようでしたが、隣の屋上庭園からも桜が見えます。席は空いて入れば自由に座ることができるので、いつもとは違う花見ができそうです。

最新の次世代型オフィスを中心に、宴会場、クリニックモール、商業エリアなども兼ね備え、新しいランドマークとして生まれ変わっていた「九段会館テラス」。 桜の時期は、ビル内の各施設で色々規制があるらしいので、公式HPや施設内のお知らせをチェックしながら春の行楽シーズンを楽しんで。

※お店の方に許可をいただいて撮影したものです。

「九段食堂KUDAN-SHOKUDO for the Public Good」 住所：東京都千代田区九段南1丁目6-5地下1階 アクセス：東京メトロ半蔵門線・東西線、都営新宿線「九段下」駅徒歩１分 営業時間：平日11:00〜14:00 「Business-Airport Cafe」 営業時間：平日9:00〜19:00（L.O.18:00）、土曜10:00〜18:00（L.O.17:00） 定休日：日曜・祝日 九段会館テラス公式URL：https://kudan-kaikan-terrace.jp 問い合わせ先（MONOSUS社食研）https://www.monosus.co.jp/service/shashokuken/