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過剰ストックを持たないコツとは?整理収納プロの消耗品の収納実例

  • 2023.3.26

消耗品を買った時、家にまだ在庫があったということはありませんか?消耗品のストックは決めた場所に「見える収納」にしておくことで全量もわかり、家計の無駄遣いもなくなります。物価が上がり節約志向も高まる今こそ、まずは家にある賞も品のストックが把握できる状態にしましょう。我が家のルールをご紹介します。

無駄買いしないためのストック管理のコツ

適量以上持っていたら、今あるものを使い切ることに集中する

まずは食品や日用品など、ストックしているものが家の中にどれだけあるか、それぞれ量を把握することが大事。モノごとに下記をイメージしながら整理を実践してみましょう。

1、一ヶ所に集める
2、今の暮らしに合う量にする
3、適量以上持っていたら、今あるものを使い切ることに集中

例えばお菓子なら、キッチンやダイニングテーブルにあるお菓子を全て一ヶ所に集めてみます。まとめてみると持ち過ぎていることにも気付きやすくなります。今の暮らしにちょうど良い量に合うケースや引出しを決めて、このスペースに入るだけと意識できると、買い過ぎ防止にもつながります。そして、もし適量以上に持っていたら、まずは今あるものを食べ切る(使いきる)ことに集中してみましょう。

全量が分かるように「見える収納」でまとめる

ここからは各ストックの収納実例をご紹介しながら「見える収納」にするポイントをお伝えします。

「見える収納」のポイントは3つ
1、モノごとに定位置を決めて1か所にまとめる
2、決めた収納スペースに入る量をキープ
3、全量がわかるように入れる

お菓子ストックはバラしてケースに入れる

箱や袋のままだとかさばるお菓子は、バラしてケースなどを活用して全量がわかるように「見える収納」にすると食べ切りやすくなりおすすめです。

食品ストックは未開封、開封済みを分ける

食品は未開封と開封済みのものをしっかり分けて収納しましょう。分けることで使いかけがあるのに同じものを開封してしまうなどの無駄使い防止にもなります。

写真はレトルト食品のストック例。カレーやご飯、カップ麺などすぐに食べられるものをケースでまとめています。レトルト食品の全量が分かると買い過ぎや在庫切れで困ることもなくなります。

洗剤ストックは上から残量がひと目で見えるようにする

洗剤はキッチン、洗面所など場所ごとに一ヶ所に全部まとめます。写真のようにケースに収納する場合は「立てる収納」にします。何用の洗剤がどれだけあるか「見える収納」でわかりやすくなると二度買い、無駄買いを防げるようになります。

マスク・除菌シートは使い切ることに集中

マスクや除菌シートは暮らし方だけではなく今後の環境によっても適量は変わってくると思います。まずは今あるマスクや除菌シートの全量を把握して、マスクは着け心地が良いものだけを残すようにするなど、たくさん在庫しているなら使い切ることに集中してみましょう。

写真はマスクやポケットティッシュ、除菌シートなどをケースでまとめて上から全量が見えるように立てて収納しています。箱に入ったマスクはフタを切り取っておくと残量もわかりやすく出し入れもしやすくおすすめです。

トイレットペーパーは残り2ロールになったら買い足す

トイレットペーパーは家族の人数や暮らし方によって在庫や使うペースも様々です。安心できる量とその量が入るスペースを確保しましょう。

夫婦2人暮らしの我が家は、最近は1.5倍巻きの8ロール入りパックを買ってくることが多いため、写真のカゴ内に最大8ロール収納できるスペースを確保しています。残り2ロール以下になったら買い足し、残っている2ロールはトイレ内へ。そうすることで収納スペースもあふれることなく管理することができます。

ティッシュはビニール袋から出す

置き場所が数ヶ所になるティッシュは使う場所の近くにそれぞれ収納するのか、どこかまとめて一ヶ所に収納するのか、収納場所をしっかり決めることが大事です。
収納場所を決めたらその場所に収納する数もしっかり決めておきます。パッキングされているティッシュはしまう時にビニールを外し、バラして収納しておくと使う時も使いやすくなるのでおすすめです。

我が家では掃除にも使うのでリビングや洗面、キッチンなどティッシュボックスの置き場所も消費もやや多めです。10箱分(5箱入りパック×2パック)入るスペースを確保しています。残り2箱になったら買い足すのを目安に管理しています。

ストックの持ち方や買い方はライフスタイルによっても様々です。ライフスタイルが変わったらストックも見直すようにしましょう。ストック収納の見直しで無駄な買い物の防止に。ご参考になれば幸いです。

writer / 伊藤美佳代 photo / 伊藤美佳代

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