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「すもも」と「プラム」、「プルーン」は同じ果物?その違いは何?

  • 2023.3.26

すももと似た果物にプラムやプルーンがあります。 実はこれ、同じバラ科に分類されている果物なのです。 しかし、厳密には日本すももなのか西洋すものなのか、それぞれ違いもあるのです。

今回はそれらすもも・プラム・プルーンについて解説します。 特にこれらの関係性を紐解いていくので、ぜひ参考にしてみてください。

すもも=プラム

まずはすももがどのようなものなのか見ていきましょう。

すもも(プラム)はこんな植物

実は「すもも=プラム」であり、同じ植物を指します。 すもも(プラム)はバラ科の植物とされています。 特に黄色や赤色、桃色の果実を実らせるのが特徴です。

すももという名前の由来

すももは「酸っぱいもも」の略称です。 事実、すももは確かに甘酸っぱいのが特徴となります。 そういった味わいから名前が来ているということです。

プルーンとは

ここからはすもも(プラム)に似ているプルーンについて見ていきましょう。

プルーンは西洋すもも

プルーンは西洋すもものことを指します。 分類としてはバラ科なので、すもも(プラム)と同じです。 しかし、実る果実がすもも(プラム)と大きくことなります。 特にプルーンは紫色の果実がなる植物となっています。

生食以外にも使用される

本来、すももなどは生食用のものを指すことが多いです。 しかし、プルーンは加工されたものも表します。 事実、日本でも加工されたものが出回っています。 近年はサプリメントなどにも取り入れられ、健康食品としても市場に出回っています。

プルーンはフランス語

では、プルーンという名前はどこから来たのでしょうか。 これらプルーンに関してはフランス語から来たとされます。 すももは日本でプラムは英語、そしてプルーンはフランス語となるわけです。

このように国によってそれぞれ呼称が異なります。 特に主に丸い日本すももをプラムと呼びます。 その一方、細長い西洋すももをプルーンと呼ぶことが多いです。

「すもももももももものうち」ではない

最後に早口言葉「すもももももももものうち」について見ていきましょう。

「すもも」と「もも」は別種

日本の早口言葉に「すもももももももものうち」があります。しかし、これは正しくない? 確かにすももももももバラ科である点は同じです。 さらに、分類上ももとスモモはスモモ属に属す植物です。

このことからわかるように「すもももももももものうち」ではなく、どちらかと言えば「もももすもももすもものうち」というのが正しいのかも! まあ、早口言葉ですから、正しい正しくないの細かいことは気にしないでおきましょう。 東京特許許可局も存在しないのですから。

まとめ

似たような果物にすももとプラムとプルーンがあります。 分類としてはどれも似ていて、見た目も似ています。 事実、すももとプラムは同じ果物です。 しかし、プルーンはまた別物となります。 これらは間違いやすいので注意しましょう。

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