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カナダの大氷原で息子が凍え死ぬ!?→必死に閃いたまさかの解決策【いきなりアメリカで子育て(25)】

  • 2023.3.25

<カナダの大氷原で息子が凍え死ぬ!?→必死に閃いたまさかの解決策>いきなりアメリカで子育て[#25]

息子がちょうど1歳になったころ、会社の上司家族とアメリカからカナダへ旅行に行くことになりました。

一般的には「上司と旅行なんてありえなーい!」と思うのでしょうが、海外駐在中は限られた日本人コミュニティーということもあり、会社の方々とのお付き合いは日本にいる時と比べ密になります。
家族ぐるみのお付き合いも普通のことでした。

カナダ旅行の目的はビクトリア、バンフ国立公園、ロッキー山脈などを巡る旅。

駐在員あるあるかと思いますが、旅行はよっぽど知らない、言葉が通じない国でなければツアーに入ることはまずなく、自分達で航空券やホテルなどを予約する個人旅行が主です。

この時も子ども連れなのでのんびりとした旅行でしたが、まだ息子は独り歩きが出来ず、どこへ行くにも抱っこかベビーカーでした。

事件が起きたのはロッキー山脈の観光のハイライト、コロンビア大氷原の雪上車での観光の時です。

平地は初夏の爽やかな良い気候ですが、氷原は雪と氷に覆われた、ビュービューと風が吹きすさぶ所。
それなのに息子の防寒着を車に忘れてしまい息子は半袖半ズボン!

途方に暮れながらもリュックの中を見ると息子のパーカーを発見したのですが、この1枚でどうやって息子を大氷原の冷たさから守ればいいのか…。

考えに考えた末、パーカーの袖を足に履かせてみると、意外とピッタリ!
おなかまでパーカーをひっぱり上げると、見事に即席のズボンに大変身!

上半身は、抱っこひもで抱っこして、私のダウンジャケットの中に無理やり押し込むという荒業でなんとかその場をしのいだのでした。

その後も「外からは、普通にズボンをはいているように見えるはず」と自分に言い聞かせ、堂々とそのまま観光(笑)。

その後、ビクトリアのブッチャードガーデンを見に行った時、もう一つのびっくりな出来事が。

綺麗な芝生の上で座って遊んでいた息子が、生まれて初めて一人で立って歩いたんです。
はじめは2~3歩。しりもちをついては4~5歩と歩きます。

私達は「すごい、すごい!!写真撮んなきゃ!!」と大騒ぎですが、周りの人はきっとびっくりしていましたよね。

そんな喜びもつかの間、すっかり歩く楽しさを覚えた息子は、帰りの飛行機でも歩きたくて、何度も私の手を引いて通路を往復させるのでした。

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