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あなたが太るか痩せるかは、すべて朝食で決まるって本当?

  • 2023.3.25

これまで、“今すぐやめるべき老いる朝食”や、“食欲のない朝におすすめの朝食”など、朝ごはんのいろはを教えてきてくれた、栄養士の松﨑祐子さん。今回は減量中なら朝食を摂るべきか否かについてお話を伺った。(以下「」内・松﨑祐子さん)

結論から話すと、太るか痩せるかはすべて朝食で決まります。太るとは限りませんが、もしあなたがダイエット中なら、間違いなく一番抜いてはいけない食事は朝食と言えるでしょう。今回はその理由と、朝食を摂る上で気を付けるべき点についてお話します」

朝食こそたくさん食べてよい

「朝ごはんは1日の大切なエネルギー源。人間は朝ごはんという“ガソリン”を蓄え、消費しながら1日を過ごします。朝ごはんを抜いたり、量が足りないと、体が省エネモードに切り替わり、消費カロリーが減ってしまいます。カロリーを消費しにくくなると、太りやすくなるので、朝はしっかり食べましょう」

タンパク質が太りにくい体を作る鍵

「運動もせず、ただ生活を送るだけで痩せていく体は、誰しもが手に入れたいはず。そんな理想の太りにくい体を作るためには、筋肉にタンパク質を与え、基礎代謝を上げることが重要です。基礎代謝とは、呼吸や体温維持など、生きているだけで消費するカロリーのこと。筋肉が多いほど基礎代謝が高く、カロリーを消費しやすくなります。朝ごはんにタンパク質を摂ると、その日の代謝が上がりやすくなるため、太りにくくなります。朝食というと、トーストやご飯が代表的ですが、せっかく食べてもタンパク質の摂取量が少なければ、とてももったいないです。目玉焼きやサケなど、タンパク質を1品目摂ることを意識しましょう」

一度に摂りすぎることは注意

「1日のタンパク質摂取推奨量は男性65g、女性50gと言われています。しかしながら、一度にタンパク質を摂りすぎると、内臓に負担がかかり、消化不良や便秘などが起きる可能性があります。一度に処理できるタンパク質は、30g程度とされているため、摂りすぎには注意しましょう」

タンパク質30g目安・卵......約5個分・ごはん......約7膳・サケ......約160g・納豆......約6パック・ヨーグルト......約1kg

朝食で太りにくい体作りをしよう

「平均的な食生活をしているのに、なぜか太ってしまうと悩んでいる方がいらっしゃったら、まずは朝食を見直すことをおすすめします。タンパク質を意識するだけで、自然と体質も変化していきますが、1日で終えてしまっては変化はありません。継続できる朝食スタイルを見つけ、太りにくい体作りをしていきましょう」

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