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排水口の掃除、どうしてる? 女性約100人調査「排水口の激推し掃除テク」

  • 2023.3.23

最近、お風呂の排水口の掃除はしていますか? 水回りの中でも、特に面倒なお風呂の排水口掃除は、つい後回しにしている人も多いのではないでしょうか。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、お風呂の排水口掃除についてリサーチしました!

キレイを保つための習慣

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、お風呂の排水口をキレイに保つためにしている習慣を教えてもらいました。

「排水口にたまっている髪の毛を定期的にとる」(35歳・会社員)

「入浴した日の翌朝など、排水口が乾燥している状態で排水口に溜まっている髪の毛を取る」(33歳・自営業)

排水口の汚れと言えば、石鹼カスやシャンプーなどもありますが、みなさんもっとも気になるのは「髪の毛」のよう。女性は髪の長い人も多いので、特に目立ちやすいですよね。とにかく髪の毛をこまめに取り除くことを習慣にしている人が多いです。
そのほかの習慣も見てみましょう。

「『パイプユニッシュ』や漂白剤を使う」(34歳・会社員)

「週1ペースでお風呂上がりに『カビキラー』」(39歳・無職)

お風呂場はほかの水回りに比べても、ぬめりやヘドロができやすいためか、カビ用や漂白系の洗剤を使っている人が多くいました。
また、がっつり掃除するとまではいかなくても、お湯を溜める前に必ず軽く水を流す習慣があるという人も。私も、洗い流したシャンプーなどが排水口にとどまらないように、浴室を出る前は排水口にシャワーの水をかけています。

掃除のペースは?

続いて、お風呂の排水口の掃除ペースを教えてもらいました。もっとも多かったのが、「週に3回」、「週に1回」と回答した人で、それぞれ25%でした。次いで多かったのは、「毎日」、「月に2回程度」、「汚れたなと感じた時だけ」がそれぞれ15%という結果に。週に1回以上掃除する人は、全体の65%を占めました。

私は、汚れたなと感じた時に掃除する派なのですが、「最近水の流れが悪いな」と感じた時は、だいたい大量の髪の毛が詰まっていて、ぬめりも発生しています。結果的にとても時間をかけて掃除する羽目になっていて、もう少しマメに掃除した方がいいとは思うのですが、排水に影響が出るまでつい掃除を先延ばしにしてしまいます。排水口がフタで覆われているのも、汚れに気づきにくい原因でしょうか。

排水口掃除の必需品

次に、お風呂の排水口を掃除する時に、何を使うか聞いてみました。

「お風呂用洗剤と『カビキラー』」(39歳・無職)

「『カビキラー』、『オキシクリーン』」(33歳・主婦)

水回りの掃除には重曹やクエン酸がいいというのも聞いたことがありますが、お風呂掃除にはほとんどの人が「洗剤」を使っているようです。中でも、浴槽などを洗うお風呂用洗剤派と、洗浄力の強い洗剤派と2パターンに分かれました。私は、カビやヘドロなどにも対応できる洗剤を必ず使うので、お風呂用洗剤を使っている人が多くいるのに驚きました。日頃からこまめに掃除していれば、お風呂用洗剤でも十分なのでしょうか。
洗剤のほかに使っている道具についても見てみましょう。

「ブラシ、手袋、スポンジ」(25歳・会社員)

「使わなくなった歯ブラシ、使い捨て手袋」(33歳・主婦)

ブラシやスポンジの代わりに、使い古した歯ブラシを使うという人も多くいました。排水口掃除に使ったブラシやスポンジは、そのまま捨てたくなるので、古い歯ブラシは最適ですね。

また、ビニール手袋を使うという回答も目立ちました。排水口を素手で触るのに抵抗があったり、肌荒れが気になったりする人も多いようです。私も、排水口掃除には塩素系洗剤を使うことが多いので、ビニール手袋は欠かせません。

掃除がラクになるコツ

毎日、排水口の掃除をするという人もいますが、少しでも手間や頻度が減ったら嬉しいですよね。これをしたらお風呂の排水口掃除が楽になった、掃除の回数が減ったというエピソードやテクニックを教えてもらいました。

「水流で髪の毛を塊にして捨てやすくするというグッズ。多少の取りこぼしはあるがかなり優秀。髪の毛を取り除くだけで汚れの大半はマシになる気がする」(29歳・主婦)

「100均の髪の毛キャッチャー」(36歳・会社員)

汚れやぬめりの要因になる髪の毛を、しっかり取り除くことをみなさん意識していますね。便利グッズとしては、簡単に髪の毛を回収できるものを活用している人が目立ちました。ほかには、お風呂上がりの換気をしたり、ハイターで漬け置きをしたりするという人もいました。
一方で、こんな意見も。

「毎日掃除をやっていれば汚くなったり、ぬめったりすることは皆無です」(35歳・専門職)

「毎日髪を取ってマジックリンをするだけで、ラクになりました」(32歳・無職)

意外に多かったのが、毎日こまめに掃除するというコメント。日々の積み重ねが何より大事ということでしょうか。

掃除の手間が増えたバスグッズ

最後に、お風呂の排水口掃除の失敗談と、そこから得た教訓を教えてもらいました。

「排水口が詰まって業者を呼んだら1万円かかりました。その時掃除の仕方を教わったので、その通りにしています」(32歳・会社員)

「海藻が入った入浴剤を使って家族に掃除が大変と怒られた。それ以来、入浴剤は洗濯ネットに入れて使っています」(33歳・主婦)

コロナ禍で入浴剤の需要が高まったのか、最近はドラッグストアなどでもいろいろな入浴剤が売られていますよね。ただ、ちょっとユニークなものの中には、掃除が大変になってしまうケースもあるようです。

私も花びら入りのバスソルトを使ったことがありますが、花びらは溶けずに残るので、お湯を流す前にネットですくって捨てました。結構な手間だったので、せっかくの優雅なバスタイムから、急に現実に引き戻された気がしてしまいました。洗濯ネットを活用する方法、試してみます。

排水口をキレイにして気持ちもスッキリ

お風呂の排水口掃除リサーチいかがでしたか? なかなか億劫な排水口掃除ですが、その分掃除を終えた時の達成感やスッキリ度も大きいですよね。みなさんのアイデアを参考に排水口掃除で気持ちのいいバスタイムを過ごしてください。

(C)maruco/Getty Images

文・高橋あやか

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