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「ママの自分」は夢だった。でも今うらやましいのは友だち|夜泣きに泣かされて

  • 2023.3.23
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結婚や妊娠する前、母親になることに憧れをもったり、家庭を築いている友人を見て、うらやましく感じたりした人もいると思います。実際に、自分も同じようになれたとき、幸せに感じられる人もいれば、現実の生活に疲れの方が勝ってしまう人も。ぽぽさんは、まさにその状況でした。息子さんの夜泣きに悩まされ満足に休めない日々は、彼女から幸せに感じる心を奪っていました。ぽぽ。(@popo_baby0104)さんが描くエピソード漫画をごらんください。

ぽぽさんの家に、学生時代の友達のえり子さんが遊びにきました。夫の帰宅が遅いことを伝えると、えり子さんは9時ごろまでいさせてほしいと頼みます。子どものお世話をしながらになることを了解してもらい、一緒に夕食を食べることになりました。

えり子さんが夕食の買い出しに出ている間に、ぽぽさんは息子さんの入浴や自分の身支度をすませます。再び部屋に戻ると、買い出しから帰ったえり子さんがソファーで寝ていたのでした。

とてもモヤモヤする展開となりましたね。誰も悪いわけではありませんが、同級生でも大きく環境が変わってしまった2人。ここで本音トークができるくらいならいいのですが、今のぽぽ。さんには難しいでしょう。

せっかくの友達との時間が、心に暗い影を落とすとことになったのでしょうか。

産後の心の不調は1人で抱えないで

ぽぽ。さんのように産後、子育ての悩みからうつ状態になったり、心身に異変が出たりする方はいるでしょう。そんなとき、自分の心の声に耳をかたむけられていますか?

つい「私のことは後でいい」「みんな疲れているから言い出しにくい」と思ってしまうかもしれませんが、相談・受診をちゅうちょする必要はありません。

親になったからといって無敵になるわけではないのですから、忙しさや疲れで体調を崩すのは当然。そしてそのケアも当たり前に必要なのです。身近につらさを打ち明けられる相手がいるなら、抱え込まずに打ち明けましょう。

ぽぽ。さんのように身近な家族に言いにくいときには、産後の女性のケアをしてくれる自治体や民間の窓口を頼ったり、病院に相談したりする手もあります。厚生労働省は24時間悩み相談を受け付ける相談窓口などを紹介するウェブサイト「まもろうよ こころ」を開設しています。電話のほか、SNSでも相談できる窓口があります。

あなたにとって子どもや家族が大切な存在であるように、子どもや家族にとってもあなたは大切な存在です。自分をねぎらい、ケアすることにちゅうちょせず、自分自身を大切にしてくださいね。本作『夜泣きに泣かされて』はKindle版書籍で読むこともできます。(kindle版を読む方法は、著者・ぽぽ。さんのインスタグラムで紹介されています)

著者:ume

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