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高品質なパールを扱うブランド4選|一生もののパールジュエリーの選び方も紹介

  • 2023.3.23

パールジュエリーの選び方

パールは貝から生成されるため、大きさやカラーが均一ではありません。まずは、一生もののパールジュエリーを見つけるための選び方を紹介します。

パールの種類で選ぶ

パールが生成される貝には複数の種類があり、それぞれ特徴や名称が異なります。代表的なパールとその特徴について、チェックしてみてください。

<アコヤ真珠>
主に日本で生産されている、アコヤ貝から採れるパールです。2~10ミリ程度の丸い形状のものが多く、上品な輝きを放ちます。カラーバリエーションには、ホワイトピンク、ホワイトグリーン、クリーム、ゴールドなどがあります。

<南洋黒蝶真珠(タヒチ黒蝶真珠)>
黒蝶貝という貝から採れるパールで、主な産地はタヒチです。パールと言えばホワイト系が定番ですが、南陽黒蝶真珠は黒、緑、グレー、赤といった色をしています。なかでも、深い緑に赤みがかった反射が見られるものが特に人気です。

<南洋白蝶真珠・白蝶真珠>
オーストラリア海域、インドネシア、フィリピン海域で採れる白蝶貝のパールです。サイズが大きいのが特徴で、なかには直径19ミリ程度まで育つものも。シルバーリップ種からはシルバー系、ゴールドリップ種からはゴールド系のパールが採れます。

<淡水パール>
淡水で育つイケチョウ貝から採れるパールで、日本では琵琶湖で養殖されています。楕円やドロップ型など形状のバリエーションが豊富なのが特徴的。近年では真円のものも多く見られるようになりました。

粒の大きさで選ぶ

パールのサイズによって印象も大きく変わります。冠婚葬祭にも使いやすいのは7~8ミリ程度のものと言われているので、幅広いシーンで着用したいのであれば目安にすると良いでしょう。また、パールは年齢によって似合うサイズが変わります。年齢に合わせた大きさを選ぶのも、ひとつの方法です。

<年代別・おすすめのパールサイズ>
20代:7~7.5ミリの小ぶりなサイズがおすすめ。大ぶりで高品質のものは浮いて見えやすいかもしれません。
30代:20代よりも少し大きめの8ミリ程度のもので、華やかさをプラスしてみてください。
40代~:年齢を重ねるとともに大きめサイズが似合うようになるのがパールの魅力。40代以降からは、8ミリ以上の大きめサイズも似合いやすいでしょう。

品質で選ぶ

パールの品質は、4つのポイントをチェックして見分けます。サイズが大きければ品質が良いというわけではないので、上質なパールを選びたい場合は以下の点に注目してみてください。

<巻き>
パール層の厚さのことを巻きと呼びます。巻きが厚いほど、重厚感のある輝きを放つのがポイント。太陽光に当てた時に、核が透けて見えるものは巻きが薄いと判断できます。

<照り>
照りとは、パールの光沢のことです。表面がなめらかなほど、照りが良い傾向です。パールの表面に映るものがはっきりとしていて、内側から湧き出るような輝きのものを選ぶと良いでしょう。

<形>
円形やドロップ型、バロックなど、パールにはさまざまな形がありますが、一般的には真円に近いものほど価値が高くなります。真円に近いものを探すのも良いですが、好みの形を選ぶのもおすすめです。

<キズ>
パールは貝から採れる天然のものなので、生成の過程でキズが付く場合があります。キズの少ないものほど希少価値は高くなります。

ブランドで選ぶ
タサキのパールジュエリー

高品質なパールジュエリーがほしい場合は、ブランドで選ぶという方法もあります。長年パールを扱っている老舗ブランドや、ジュエリーにこだわりを持っているハイブランドなどは品質が保証されているため、安心して購入できるでしょう。

カジュアルに使う安価なパールジュエリーがほしいのであれば、パールをシリーズ展開しているアクセサリーブランドがおすすめです。

パールジュエリーがおすすめのブランド4選

高品質なパールジュエリーを手に入れたいなら、世界的にも有名なハイブランドがおすすめ。ここでは、パールジュエリーが人気のブランドを4つ紹介します。

ミキモト【MIKIMOTO】
ミキモトのパールネックレス

ミキモト(MIKIMOTO)は、1893年に創業した日本を代表するパールブランドです。半円真珠の養殖に世界で初めて成功し、その後に真円真珠の養殖にも成功した企業として有名です。最高品質のアコヤ真珠だけを使用したパールは「ミキモトパール」と呼ばれ、高い品質が長年評価されています。

ジュエリーのラインナップが豊富な点も魅力。上質なアコヤ真珠を1粒あしらったネックレスは、さまざまなシーンで活躍するでしょう。大切な人へのプレゼントにもおすすめです。

タサキ【TASAKI】
タサキのパールピアス

1954年に田崎真珠として神戸で創業されたパールのみを取り扱うブランドで、ミキモトと並んでパールジュエリー2大ブランドと呼ばれています。絶滅寸前だったマベ真珠の養殖に世界で初めて成功したブランドです。養殖から加工までをすべて自社で行っている高品質のパールは、田崎パールと呼ばれています。

やわらかな曲線美が美しいパールピアスは、上品でフェミニンな印象を与えてくれるでしょう。

ティファニー【Tiffany & Co.】
ティファニーのパールブレスレット

世界5大ジュエラーのひとつとして、広い知名度を誇るブランドです。シルバーやダイヤモンドのイメージが強いかもしれませんが、パールジュエリーも豊富に展開しています。淡水パールやアコヤ真珠など、さまざまな種類のパールジュエリーを揃えているのが魅力です。かっちりとしすぎない軽い着け心地のものなど、デザインのバリエーションも豊富なのでファッションのテイストに合わせたものを選びやすいでしょう。

画像のアイテムは、ティファニーの人気シリーズ「バイザヤード」のパールブレスレット。5粒のパールが散りばめられたエレガントな一品です。

ヴァンクリーフ&アーペル【Van Cleef & Arpels】
ヴァンクリーフ&アーペルのパールネックレス

ティファニーと同様に、世界5大ジュエラーとして知られるブランドです。繊細な加工や装飾でつくられるフェミニンなジュエリーは、多くの女性から支持を得ています。サテンのような光沢感があり、限りなく真円に近いパールを厳選して使用していることからも、ジュエリーに対する強いこだわりが感じられるでしょう。真珠が生成される貝殻を使用したマザーオブパールは、世界的にも評価の高いオーストラリア産のものが使用されています。

自然からモチーフを得た「アルハンブラ」のなかでも、「パピヨン(蝶)」モチーフのネックレスは特に人気です。丸いパールとは一味違ったキュートな魅力が楽しめます。

パールジュエリーのお手入れ・保管方法

ケースに置かれたパールリング

パールジュエリーは繊細なので、一生ものとして永く愛用したいのであれば優しく扱う必要があります。お手入れや保管方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

着用後は汚れを拭き取る

パールの主成分は、酸や油分に弱い炭酸カルシウムです。汗や皮脂が付いたままにしていると変色や劣化する恐れがあるため、着用後は汚れを拭き取るようにしましょう。やわらかく乾いた布で、表面に付着した汚れを優しく拭き取ります。

汚れが強い場合は、ぬるま湯に浸して固く絞った布で拭き、その後は乾いた布で乾拭きを行います。洗剤やアルコール、超音波洗浄機は使用しないようにしてください。

高温多湿を避けて個別に保管する

パールの表面はやわらかいため、保管方法にも注意が必要です。他のジュエリーや小物などと接触してキズが付くのを避けるためにも、個別に保管するのがおすすめ。単体で収納できるジュエリーケースに入れておくと安心です。

パールは紫外線や熱にも弱いので、直射日光や蛍光灯の光が当たらないようにして、高温多湿を避けた、極端に乾燥しない場所で保管するようにします。

有名ブランドのパールジュエリー購入はリユースショップがおすすめ

有名ブランドのパールジュエリーをお得に購入したいなら、リユースショップをチェックしてみてはいかがでしょうか。リユースショップをおすすめする理由を紹介します。

高品質なパールジュエリーをお得に購入できる

パールは品質が良いほど希少価値が高く、価格も上がります。リユースショップなら、高品質なパールジュエリーが定価よりも安く購入できる可能性があります。人気ブランドのパールジュエリーも、お得に手に入れられるかもしれません。生産が終了したモデルや、入手困難なものと出会えるチャンスもあります。

着けなくなったパールジュエリーの買取も可能

長い期間着けていないパールジュエリーを買取に出すのもおすすめ。ジュエリーやハイブランドアイテムを多く取り扱うリユースショップなら、プロの鑑定士がしっかりと査定してくれます。自分が着けなくても、誰かにとっては一生ものの宝物になるかもしれません。リユースショップでの売買は、ファッションアイテムの廃棄を防ぎ、ひとつのものを永く循環させるため、サステナブルな取り組みにもつながります。

ブランド毎の特徴を知った上で、一生もののパールを見つけてみよう

パールは古くから多くの人に愛されてきた、流行に左右されない宝石のひとつです。上品で優しい輝きを放つ高品質なパールジュエリーは、年齢を問わず身に着けやすいので永く愛用できます。ブランド毎の魅力を知り、自分に合った一生もののパールアイテムを見つけてみてくださいね。また、人と被らないパールを手に入れたい人は、リユースショップをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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