イギリスの代表的なティーケーキ「ヴィクトリアスポンジケーキ」のおいしいアレンジ

アレンジいろいろ、ヴィクトリアスポンジケーキのおいしいアイデア

ラズベリージャム・濃厚バタークリーム

SJ

卵黄入り濃厚バタークリームに甘酸っぱい自家製ラズベリージャムをあわせて。

丁寧に作られていることが伝わってくる@pappa_cookingさんのヴィクトリアスポンジケーキは、常温で1～2時間ほどおいてから食べるのがおすすめだそう。

投稿をスワイプすると、できあがりまでの工程写真とともにレシピも紹介されていますので、下記とあわせてご覧ください。

材料（15cm×2個分）

【スポンジケーキ】
・全卵（L）……2個
・グラニュー糖……100g
・はちみつ……2g
→転化糖のため
・薄力粉……100g（ふるっておく）
・無塩バター……100g

【ジャム】
・冷凍ラズベリー……150g
・グラニュー糖……100g
・レモン汁……大さじ1

【バタークリーム】
・無塩バター……200g（常温に戻す）
・グラニュー糖……80g
・水……30g
・卵黄（L）……3個分（常温に戻す）

作り方

【スポンジケーキ】
1. 無塩バターを湯せんで溶かす。
※器にはラップして保温する

2. 大きめのボウルに全卵とグラニュー糖を入れて湯せんし、ホイッパーで混ぜる。
※人肌くらいでお湯からあげる

3. はちみつ2gを加えて、全体に行き渡る程度に混ぜる。オーブンを170℃に予熱する。

4. ハンドミキサー高速で3を泡立てる（3～4分くらい）。

5. 垂らして跡がしっかり残るまでハンドミキサー低速で泡立てる（キメが細かくなるよう2～3分）。

6. ふるった薄力粉を一度に加え、ヘラで切るように、粉がなくなりツヤが出るまで混ぜる。
※ツヤ出始めたらすぐやめる

7. 保温した1の溶かしバターを加えて、均等になるよう手早く切り混ぜる（滑らかな生地になるまで）。

8. 型に200gずつ流し込み、少し上から2～3回落とす。170℃のオーブンで30分焼く。

9. 焼きあがったら裏返して平らな場所で冷ます。型から外してラップする。

【ジャム】
1. 鍋にラズベリーを入れてグラニュー糖をかけ、水分が出るのを待つ。

2. レモン汁を加えて、弱火で10～15分煮込みながらアクをとり、少し緩いかな程度で火をとめる。

3. ジャムを器に移し、冷ましておく。

【バタークリーム】
1. 無塩バターをホイッパーでクリーム状に泡立てる。

2. 鍋にグラニュー糖を入れて水を加え、弱火にかけてシロップを作る。

3. 2が沸騰し始めたら、卵黄をハンドミキサーで泡立てて、沸騰した2（沸騰泡が小さく均等が目安）を少しずつ加えながら泡立てる。

4. 垂らして跡が残るまで泡立てたら、1の無塩バターに加え、ホイッパーでよく混ぜ合わせる。

5. 冷ました9のスポンジ生地にジャムを塗り、バタークリームも塗る。

6. もう一つの生地をのせて完成。お好みで粉糖を振りかける。

レシピ出典：Instagram（@pappa_cooking）

いちごジャム

いちごジャムをサンドしたヴィクトリアスポンジケーキに、フレッシュないちごをトッピング。

@yutaokashiさんの著書に掲載されているレシピで作られたという@aymswmrさん。

「以前、別のレシピでヴィクトリアケーキ作ったことあったんですが、生地がモソっとしてしまって、アーモンドパウダー入れた方がしっとりしたかなーなんて思ってたのに、こちらのレシピはアーモンドパウダー入ってないのにめちゃくちゃしっとり」とのこと。

一口目からすぐうまっ！ と言ってしまうほどおいしいレシピ、気になります。

桜・クリームチーズ・あまおうジャム

桜がふんわり香るスポンジに、クリームチーズと自家製のあまおうジャムをたっぷりサンドして。

作る際のポイントは「卵と砂糖をしっかり泡立てることと、粉を加えてツヤがでるまでしっかり混ぜること。飾りは大胆に！」と＠minosuke9さん。

味も、見た目も、春を感じられるヴィクトリアスポンジケーキ、一口ごとに桜の風味が広がります。

レモンカード

手作りのレモンカードをサンドした、@no_se914さんのヴィクトリアスポンジケーキ。

「レモンの季節は冬ということでたくさんなっていた実家の無農薬レモン、おいしく活用できてよかったです。焦がしバターの風味が絶品なレシピで堪能しました」

今回は若山曜子さん（@yoochanpetite）のレシピを参考に作られたそう。水切りヨーグルトを添えたさわやかなケーキは、朝ごはんにもぴったりです。

⁡すだちカード・紅茶

⁡⁡無農薬すだちの果汁をぎゅっと絞って、皮も擦りおろして。
⁡
「王室に伝わるイギリス伝統のヴィクトリアケーキはラズベリージャムを挟んだものだと思うのですが、私が住んでいる四国・徳島の名産である “すだち” を使ってすだちカードを作り、サンドしています。

生地にはアールグレイの茶葉を加え、さっぱりとしたクリームとアールグレイが香る生地に仕上げました」と@mama_kotoさん。

マルグリット型で焼きあげたヴィクトリアスポンジケーキ、ほのかに香るラム酒もおいしさのポイントです。

ラズベリージャム・生クリーム・ココア

ラズベリージャムと生クリームをた〜っぷりサンドした、ココア生地のビクトリアスポンジケーキ。

「甘くって、甘酸っぱくって、クリーミーで、私のお菓子大好き三大要素が詰まりに詰まったケーキ。1カットで食べるのをやめられた自分を褒めてあげました」と@fuuu_chiii_kttさん。

マルグリット型にあわせたクリームの絞り方も素敵で、見た目もかわいいですね。

季節感も楽しもう

見た目もとっても華やかで一見ハードルが高そうですが、材料を混ぜて、焼いて、ジャムを挟むだけで、意外と作りやすいのもビクトリアスポンジケーキの魅力。

今回ご紹介したように桜を使ったり、旬のフルーツを活用したり、季節感も取り入れながらアレンジを楽しんでみるのもおすすめです。ぜひおうちで作ってみてください。