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大谷、ダルだけじゃない…韓国が絶賛した日本優勝の若き立役者「ヤングガンが米豪華打線を封鎖」【WBC2023】

  • 2023.3.23
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侍ジャパンは大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)やダルビッシュ有(36、サンディエゴ・パドレス)、佐々木朗希(21、千葉ロッテマリーンズ)だけではなかった。

20代前半の“ヤングガン”たちが相次いで登板し、アメリカ代表の超豪華打線を完璧に封鎖した。

侍ジャパンは3月22日(日本時間)、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われた2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝でアメリカに3-2で勝利した。

「若き投手陣が勝利を呼び込んだ」

 

1次ラウンドを4戦全勝で首位通過した侍ジャパンは、準々決勝でイタリア、準決勝でメキシコを破り決勝まで勝ち進むと、最後はアメリカをも下し、2009年大会以来14年ぶり3度目のWBC王者に輝いた。

侍ジャパンは先発投手の今永昇太(29、横浜DeNAベイスターズ)が2回1失点を記録し、早期に継投策を稼働した。

状況としては、2回表にアメリカの先制を許し、同回裏に村上宗隆(23、東京ヤクルトスワローズ)のソロ本塁打などで2点を加え2-1。1点差をつけたものの、優勝のためには3回以降もアメリカの超豪華ラインナップを相手にリードを守り抜かなければならなかった。

(写真提供=OSEN)侍ジャパン

栗山英樹監督はその第1走者として、2000年生まれの戸郷翔征(22、読売ジャイアンツ)を送り出した。

戸郷は3回から登板すると、マイク・トラウト(31、ロサンゼルス・エンゼルス)を空振り三振、ポール・ゴールドシュミット(35、セントルイス・カージナルス)を左飛で抑えた。

その後は2者連続四球で二死一、二塁としたが、前の打席で今永相手にソロ本塁打を放ったトレイ・ターナー(29、フィラデルフィア・フィリーズ)を空振り三振に仕留め、拳を握り締めた。続く4回も下位打線を三者凡退で処理した。

直後、4回裏に岡本和真(26、読売ジャイアンツ)のソロ本塁打で3-1に点差を広げると、5回からは戸郷よりさらに若い2002年生まれの髙橋宏斗(20、中日ドラゴンズ)が出撃した。

髙橋のピッチングもたくましかった。先頭打者のムーキー・ベッツ(30、ロサンゼルス・ドジャース)に内野安打を許したが、後続のトラウトとゴールドシュミットを連続三振で仕留める大胆な投球を繰り広げた。

4番のノーラン・アレナド(31、セントルイス・カージナルス)には左前安打を浴び、二死一、二塁のピンチを招いたが、続けて打席に立った2022年ナ・リーグ本塁打王カイル・シュワバー(30、フィラデルフィア・フィリーズ)を中飛で処理し、無失点で切り抜けた。

6回には1997年生まれの伊藤大海(25、北海道日本ハムファイターズ)が登板し、ターナー、J.T.リアルミュート(32、フィラデルフィア・フィリーズ)、セドリック・マリンズ(28、ボルチモア・オリオールズ)を三者凡退で処理。

7回は1999年生まれの大勢(23、読売ジャイアンツ)がマウンドに上がり、四球と安打で無死一、二塁の危機に陥ったが、トラウトを右飛、ゴールドシュミットを併殺打に仕留めた。アメリカが誇るドリームチームを抑え続けた日本の若き投手陣が、チームに勝利を呼び込んだ。

侍ジャパンは最後、ダルビッシュと大谷の2枚看板で8回と9回を締め、世界一を決めた。

ヤングガンを前面に出してアメリカの追撃を阻止した侍ジャパンは、今大会で「結果」と「世代交代」の二兎を得ることに成功した。

(記事提供=OSEN)

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