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娘の言葉で気づかされた、ママから娘に対する「伝え方の失敗」

  • 2023.3.22

皆さんには苦手な人はいますか?さまざまな人間がいて、苦手な性格の人というのも一定数どうしてもいますよね。それは仕方ないことですよね。では、もしわが子が、苦手な人に出会ったら、皆さんはどうしますか?今回ご紹介する作品はマミヤ(@mamiyang83)さんがインスタグラムでご自身の経験を描いた連載漫画です。わが子に寄り添いながら、わが子を尊重する大切さが分かるエピソードです。『2年生の担任が叱る時に「1年生にかえりなさい!」と言う方でした』をご紹介します。

新しい担任は、わが子に合うか一抹の不安が…

マミヤさんの娘、しぇーちゃんは、自閉スペクトラム症があります。そのため学習面と生活面の困難を克服するために支援級に通ってます。また、通常級の子と一緒に勉強をする交流級にも通っています。

しぇーちゃんは2年生に進級をしました。交流級の担任は低学年向きではないのではないか、という不安を抱くマミヤさん。マミヤさんの不安は的中してしまったようです…。

担任の先生が怖い…どう寄り添うべき?

交流級のB先生のことが怖いと感じてしまったしぇーちゃんは、それからB先生への苦手意識を持ち続けていました。怖い思いをして、学校にいきしぶることもあったようです。

毎日顔を合わせる担任の先生を苦手だと思ってしまうと、親としてもどう説得してよいか悩んでしまいますよね。マミヤさんはなるべくしぇーちゃんに寄り添いながらもB先生のことを受け入れられるようなアドバイスをします。

担任と親の交流の場は少なく、連絡帳でのやりとりがほとんどです。文字でのやりとりはすれ違いもあるでしょう。何か問題があるときは、担任に面談で相談することもできますね。また、学校側の対応で解決しないときは、各自治体がさまざまな支援サービスに取り組んでいるので調べてみるとよいでしょう。

アドバイスではなく、押し付けになっていた…

人には誰でも得意不得意がありますよね。人間関係においても、苦手な性格というのは誰でもあるでしょう。それは人それぞれちがうものです。もちろんわが子であっても…。

しぇーちゃんは、B先生のことが怖いと思ってから苦手だという気持ちは消えないでいました。マミヤさんにどんなにアドバイスを受けてもそれは変わりませんでした。しぇーちゃんが、自分の気持ちをしっかり伝えることができたことはしぇーちゃんにとっての成長です。そしてマミヤさんは、寄り添っていたつもりが意見を押し付けていたと反省をします。

わが子を理解して寄り添うということはとても難しいことです。どうしても、「こうなってほしい」という親の願望が入ることも。親と子どもは別の人間。マミヤさんのエピソードから、尊重し合う大切さと難しさか伝わる作品です。

著者:ゆずプー

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