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100年の伝統フレンチをカジュアルに楽しむ。レストラン【東京會舘ドレープ】が日比谷にオープン

  • 2023.3.23

2022年に創業100周年を迎えたレストラン、ウエディングを備える丸の内の東京會舘。1975年にはエリザベス女王夫妻の歓迎午餐会が開かれるなど、フレンチの殿堂として知られます。その東京會舘が2023年3月16日に気軽に楽しめるカジュアルフレンチ【 Dreap(ドレープ)】を東京・日比谷にオープンさせました。

フレンチのニュー&クラシック

ドレープはリーズナブルなフレンチを、ドレスコードなどにとらわれず気軽に楽しめるレストラン。気になるメニューは、東京會舘伝統のクラシックな料理を継承し、近ごろ主流の素材の味を活かした軽やかな味つけとはことなり、濃厚でコクのあるソースを使いつつ、新しいスタイルに仕上げます。

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▲場所は「東宝日比谷プロムナードビル」2F(東京メトロ日比谷駅直結)

季節のスープはこの日、北海道産の新玉ねぎとトマトを使ったポタージュスープ。東京會舘の歴史を受け継ぐチキンブイヨンを使い、野菜の甘味やトマトの優しい酸味を感じる一品です。

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▲「季節のスープ」

多彩な味を楽しめるランチプレートはおすすめのひと皿。ウフマヨやパテ・ド・カンパーニュ、キッシュやミートソースのドフィノワグラタンに加え、山盛りのサラダがつく、ランチタイムの限定メニューです。

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▲「プレートランチ」は季節のスープとパンがついて¥1,980。そこにデザート3点盛りプレートとコーヒーが加わるランチプランは¥3,800

フランスのビストロなどでおなじみ「ウフマヨ」を、東京會舘風にアレンジ。生クリームを使ったレストラン特製マヨネーズで半熟卵をコーティング。エキゾチックな模様がマンゴーピューレで描かれます。半熟卵本来のまろやかな美味しさを引き立てる、マヨネーズの味つけが絶妙かつ美味でした。

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▲一度食べるとまた来たくなるウフマヨ

フレンチを代表するクラシックメニュー「パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)」は、豚のひき肉や鶏レバー、ピスタチオを使ったオードブル。添えられたマーマレードとともにいただくと、スッキリとした甘酸っぱさが、パテの味に新しい風味を加えます。キャロットラペともよく合いました。

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▲マーマレードとともにいただく「パテ・ド・カンパーニュ」

「ドフィノワグラタン」はフランス南東部ドーフィネ地方発祥のジャガイモのグラタン。ランチプレート用に、ふた口ほどのサイズで登場します。食べ応えのあるジャガイモに、ニンニクを加えた牛ひき肉のミートソースがからみます。

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▲牛ひき肉やニンニクが美味しさを深める「ミートソースのドフィノワグラタン」

パンは丸の内にある東京會舘本舘で焼き上げて運ばれます。この日はバゲットとコーンブレットを提供。わずかにしっとりとしたコーンブレットは、ほんのり甘味があってパンとケーキのいいとこどりの味わいが絶品。パン好きの方にはことにおすすめ。バゲットは本舘売店にて販売もしています。

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▲パン2種はオリジナルバゲットとコーンブレット

「デザート3点盛り」は季節のデザートメニューの中から、3種のデザートをハーフサイズで用意。東京會舘の名物として有名な「和栗のマロンシャンテリー」もいただけるのはうれしいですね

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▲デザート3点盛り

カカオ分64%のエキストラビターショコラを使った柔らかなテリーヌ。中にはカシスのマーマレードを忍ばせ、ほのかにビターなショコラの味を甘酸っぱさが引き立てます。添えられたコーヒー味のクランブルやバニラアイスクリームと共にいただくのがおすすめです。

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▲ショコラテリーヌ

70年を超える歴史を持つ「マロンシャンテリー」は、初代製菓長が考案した東京會舘きってのシグネチャースイーツ。繊細にデコレーションされた軽い口当たりの生クリームの中に、そぼろ状になった和栗がたっぷり。デザート3点盛りではハーフサイズで登場しますが、通常サイズも用意しています。

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▲クレームシャンティーの美しさ「和栗のマロンシャンテリー」

夜ならアラカルトメニューこそ味わいたい

東京會舘の歴史に磨かれたクラシカルフレンチを、現代の潮流に合わせたプレゼンテーションに再構成。伝統の味とフォトジェニックな料理の数々を楽しめます。

「黒豚のオルロフ風 モルネーソース」は、丁寧にグリルした黒豚のロース肉の上に、キノコを使ったシャンピデュクセルソースと、ベシャメルソースにチーズと卵黄を加えた濃厚なモルネーソース、さらにチーズをかけて焼きあげ、代々受け継がれてきたドゥミグラスソースが添えられます。東京會舘ならではの伝統的なソース使いと、クラシカルフレンチの神髄を楽しめる逸品です。

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▲ソースの味を満喫したい「黒豚のオルロフ風 モルネーソース」 ¥3,630

「スズキのパイ包み焼き」は、野菜や香草が入った魚のすり身をスズキの切り身にのせ、野菜で巻いてパイ生地で焼き上げました。スズキは塩こうじでマリネされ柔らかく、焼き立てのパイはサクサク。フレンチの王道と称される白いバターソース“ブールブランソース”でいただきます。

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▲「スズキのパイ包み焼き ブールブランソース」 ¥2,980

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▲華やいだショー劇場を思わせるオープンキッチン

普段見ることのできない東京會舘仕込みの技が、目の当たりにできる貴重なレストラン。カウンターテーブルこそ、特等席かもしれません。

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▲この日は、なかなか見ることのない「和栗のマロンシャンテリー」の制作工程を見せてもらいました。クリームをスッ、スッとテンポよく絞っていく、そのスピードに驚かされます

銀座や日比谷でのショッピングや映画に行くなら、気軽に立ち寄ることができるレストラン【ドレープ】がおすすめ。もちろんビジネスシーンでも活躍します。100年を超える東京會舘の伝統を、カジュアルに味わってみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:東京會舘 Drape https://www.kaikan.co.jp/special/drape/index.html>

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